私は、総合病院の病棟勤務後、数年のブランクの後に開業医の外来看護師を経て、現在は介護施設デイケアセンターの看護師として勤務しています。

外来勤務では、先生の指示のもと様々な処置をすることが主な仕事ですが、デイケアセンターでは主に利用者さんのバイタルサインチェックや服薬の管理、喀痰吸引やストーマ交換、バルン交換や褥瘡処置、胃瘻管理など病棟でする仕事に近いことをしています。

デイケアセンターには、医療行為を行わないデイセンターでは受け入れられない利用者さんがたくさん来所されるので、処置の必要な利用者さんの数が多いです。

しかし、フロアの中で処置ばかりしているのではなく、車でのお花見や紅葉を見に行く時に付き添ったりとレクリエーションに一緒に参加したりする時もあるので、外来勤務では味わえない楽しみもあります。

しかし、のんびりした気分でばかり仕事をしているわけではありません。

併設されている病院には医師がいますが、普段デイケアのフロアには医師はいませんのでフロアにいる唯一の医療従事者としての責任があります。

入浴時には肌に湿疹等の異常がないか、褥瘡になりかけの兆候はないかなどの観察をしたり、自宅できちんと服薬できているのかチェックしたり、家族からの情報提供を受けて外来を受診する必要があるのかどうか判断して医師に報告したりしなくてはなりません。

なので、介護施設では医療行為は病棟や外来ほど多くありませんが、病棟や外来経験のない看護師では経験不足でいろいろな判断ができないので勤務することは難しいです。

また、認知症が進んでいたり頑固になっている高齢の方も多いので、高齢の方と接するのが苦手な人にも向かないと思います。

このようなことから、介護施設で勤務するのに適しているのは、病棟や外来である程度の経験があり、様々な医療行為が出来、高齢の方と接するのが楽しいと感じる人が向いているのかもしれません。

看護師の仕事といっても勤務場所によって必要とされる条件が異なってきますので、看護師仲間に聞いたりネットなどで情報を集めたりして自分に合った職場で勤務することができるといいですね。