コールセンターに転職すると身に付くスキル

コミュニケーション能力が伸びる

コールセンターで看護師として働く場合、様々な知識やスキルを身に付けることができます。

その中でも最も身に付くスキルは、「コミュニケーション能力」です。というのも、コールセンターでは医療機関で勤務するのと違って会話をすることが仕事であるためです。また、会話といっても面と向かって話ができるわけではなく、相手とのやり取りは全て電話で行います。

そのため、相手の言葉や声から気持ちを察したりお互いに伝えたいことを伝えたり聞いたりすることが重要で、病院などで身に付けるコミュニケーション能力よりもより高度な会話技術を身に付けることができます。

面と向かって話すよりも電話で話す方が難しいことも多く、相手の話を聞き逃したり自分が言いたいことを言えなかったりしないよう注意が必要ですが、会話のコツは仕事をしていく上で自然と身に付くため電話でのやり取りもスムーズにできるようになります。

このようなコミュニケーション能力を身に付けることができるのはこの仕事の特徴であり、ここでしか磨くことのできないものでもあります。

パソコン操作のスキルアップ

その他の身に付くスキルとしては、「パソコン操作」に関するものがあります。

コールセンターのほとんどは、ヘッドセットをつけて電話対応を行いながら相談の内容や会話の要点メモなどをパソコンに入力し保存しています。

病院などで看護師として働く際にもデスクワークを行う機会はありますが、パソコンの前に長く座ってデスクワークをこなす職場はそれほどありませんが、ここではデスクワークが中心となっており、パソコン操作に関するスキルは仕事を行う上で必須となります。

看護師は元々パソコンを使って仕事をする職業ではないため、「パソコンは苦手」という人も多いですが、研修できちんと操作方法を学ぶことができるだけでなく、仕事を通して自然とパソコンの操作に慣れたりタイピングのスピードが速くなったりしていきます。

コールセンター勤務をしている方の中には、自主的にパソコン操作に関連する資格を取得したり教室に通ったりして仕事に役立てている人もいます。

ビジネスマナーが身に付く

ビジネスマナーが不可欠な職場であるため、ビジネスマナーを身に付けることもできます。

医療機関のように、患者さんとナースという関係ではなくお客様とナースという関係に近いため、丁寧な言葉づかいや話し方などはとても重要となります。

また、医療機関や医療スタッフを対象とするコールセンターの場合は、長い付き合いになることもあるので信頼関係を築きそれを大事にしていく必要もあります。

医療機関で働く場合には、ビジネスマナーを重要視することは少ないため、最初の内は慣れないことも多いかもしれませんが、どのような職場でも活きるものであるためここで身に付けておくと後々役立つでしょう。

コールセンターナースのスキルアップ関連資格

看護師からコールセンターへ転職した方の中には、カウンセラー関連の資格を取得する方もいます。

というのも、コールセンターには主に医療機関・医療スタッフを対象とするものと一般消費者を対象とするものの2種類があり、一般消費者を対象とする職場で働く場合には、健康相談や自宅療養に関する相談、糖尿病の自己注射に関する相談などを受けることが多いためです。

また、「現在の治療に納得いかない」といったものや、介護、育児、メンタルヘルスに関連する悩みを相談されることも多く、誰にも相談できないようなことを相談するために電話をしてくるという人もいます。

このような相談が寄せられた際に、カウンセラーの知識やスキルは非常に役立つため、看護師の場合はメディカルカウンセラーや産業カウンセラーの資格を取得する人が多い傾向にあります。

これらの資格はコールセンターでの仕事だけでなく、企業や大学の医務室・健康管理室などでも活きるものであるため、ここで働きながら取得を目指すナースは多くいます。

取得するためには勉強する時間やお金も必要ですが、仕事をとおして経験も積むことができるので、病院などに勤めながら取得を目指すよりも取得しやすい傾向にあります。