医療関係の企業や製薬会社が顧客サービスの一環として、電話対応を行う専門の部署を設けるケースは多くなってきました。自社で直接開設しているか、あるいはコールセンターを専門としている企業へ業務委託している場合もあります。

採用活動は一般企業によって行われるものですから、異動が多い毎年の4月や10月にもっとも多くなります。仕事として医療機関ではない場所を考えている看護師からは近年注目されている職場のひとつであり、求人としての人気も高まってきています。

給料については、日勤専従や夜勤専従、またシフトによって勤務時間帯が異なることで金額に差はありますが、年収にして平均額は400万円から450万円程度となっています。24時間体制になっているコールセンターの二交替制ですと夜勤による加算もあり、500万円から600万円といった金額にもなります。

求人数としては、まだそれほど多くはありませんが、看護師求人サイトに募集を掲載する企業が多いので、求人サイト経由で求人を入手するのが1番確実な方法になっています。

コールセンター・健康相談の看護師求人の特徴

ブランクがあっても働きやすい

結婚などを契機として一定期間にわたって現場から離れていたような場合、特に医療現場ですと復職を考えるにも特に手技などの不安があります。その点コールセンターのような部署ですとオフィスワークですから、看護師としての技能は必要とされません。

また、現場を離れていた期間が長くなっていると、知識の遅れといったことも避けられません。その点でも職場で業務用のマニュアルや研修が用意されているなどしていて、仕事をしていなかったことにともなう弊害は避けることができます。

人間関係に悩むことも少ない

医療現場においては生命へ直接相対する緊迫感の中で上司や同僚、患者さんとの関係も複雑なものになります。そういった難しさから離職する人も多いのですが、患者さんと直接的に接する機会がない職場ということでそこまで悩まされることにもなりません。

シフトや雇用形態の自由度が高い

基本的に多忙な医療機関ですと、思うように休日を取得することができないという場合も少なくありません。その点コールセンターのような職場では原則として自分から休日の希望を申告することができ、自由なシフトとすることが可能です。

正社員のほかパートやアルバイトまでさまざまな働き方の求人が出されていて、パートからスタートし仕事に慣れてから正社員を目指すといったことも可能です。自分の状況や都合に合わせて、プランを考えることができます。

コールセンター・健康相談の看護師採用傾向

看護師であればキャリアを問わず働きやすい職場ですから、人気が高まっています。当然ながら倍率は高くなっており、採用の可能性を不透明にしています。

関連する資格があると有利

資格を持っていることは採用選考でもプラスとなり、カウンセリングに関するものは特に有効です。職場の企業にしても医療器具などを扱っていますから連絡してくる人には健康面などの心配があり、相談へ対応するという仕事はある意味心のケアとしての性質も持っているということができます。

看護師としての知識+コミュニケーション能力が求められる

寄せられるさまざまな相談に対し、一人一人へ的確なアドバイスをしなければなりません。直接は顔を合わせなくても、親身になって誠実な対応をすることの力が求められます。

問い合わせに対しては適切な答えを導き、さらに相手にとってわかりやすい言葉で伝えなければなりません。重視すべきは看護師としてどれだけの期間にわたって仕事をしてきたのかということではなく、実際に重ねてきた経験や持っている知識です。