仕事は楽?辛い?

クリニカルスペシャリストは、医薬品メーカーや医療機器メーカーに勤務することが一般的です。

仕事内容は、病院勤務とは大きく異なるため、医療機関で働くよりも楽か辛いかを単純に比較することはできません。

クリニカルスペシャリストは、企業によってフィールドナースなどとも呼ばれていますが、主にメーカーの営業担当者と同行して企業の製品をアピールすることが役割となります。

医療現場での経験がない営業担当者のアシスタントとして、製品のプレゼンテーションを行います。

看護師としての知識や経験を活かすことができ、非常にやりがいもある仕事ですが、時には体力的にも精神的にも辛い場面があります。


向いている人は?向いていない人は?

クリニカルスペシャリストは、営業担当者と共に製品をアピールし、契約に至るということが大きな役割となります。

そのため、医療に関する知識や技能だけでなく、セールスやプレゼンテーションに関するスキルも求められることになります。丁寧でわかりやすく、説得力のある説明が得意であるという人には向いているということができるでしょう。

また、時には顧客から難しい質問をされることもあるため、そのような時にもうろたえず落ち着いて堂々と対応することのできる度胸も必要とされます。体育会系の人に向いている仕事であるとも、いうことができます。


どんな求人を選ぶべき?

クリニカルスペシャリストの求人は、主に医薬品メーカーや医療機器メーカーで行われています。

こういった企業は、海外と取引をしているケースも多いため、一定の語学力が求められることもあります。語学力にあまり自信がないという人は、特に外資系企業による募集は避けた方が無難でしょう。

また、企業によっては多忙であり、残業が多い場合などもあります。そういった企業では給与も高く設定されている傾向にありますが、体力的に自信がない人は給与の額だけで選ぶということは避けた方が良いでしょう。


働く企業の種類によっての違いは?

医薬品メーカーや医療機器メーカーは大きく日系企業、外資系企業というふたつに大別されます。

日系か外資系かによって給与形態や労働環境、雇用契約などにも多少の違いがあります。

給与形態については、外資系ですと営業職であるクリニカルスペシャリストについて出来高制を導入しているケースも多くなっています。

労働環境については、日系企業の社員に臨機応変な対応をすることが求められる一方、外資系企業では自身の役割が非常に明確となっています。自分の仕事以外の業務には対応する必要がない代わりに、仕事の結果は強く求められることとなります。

雇用契約については、外資系企業ですと1年から2年単位の契約になることが一般的です。


どうしてもクリニカルスペシャリストになりたい人はどうしたらいい?

クリニカルスペシャリストの求人では、応募条件としておもに看護師としての臨床経験を求める企業が多いことから、看護師の転職支援サイトなどで募集が行われるケースも多くなっています。

こういったサイトの利用登録をしておくと、求人が出された際にはすぐに知らせてもらうことができ、転職活動上でも有利になる可能性があります。

どうしてもクリニカルスペシャリストになりたいという場合には、複数の看護師転職サイトに登録するなどして最大限に情報が得られる環境を整えておくと良いでしょう。


未経験の看護師でも働ける?

クリニカルスペシャリストは、高度な専門知識が求められる職種です。

そのため、新卒や未経験の看護師を採用する企業はあまり見られません。看護師の資格を持っているというだけで採用されることは難しいですし、実際に採用されたとしても結果を出すまでには大変な苦労をすることが想像に難くありません。

ただし、クリニカルスペシャリストとしての職務経験が求められるということは少なく、未経験者を歓迎している求人も頻繁に見受けられます。


アルバイトやパート勤務のみ?

クリニカルスペシャリストの求人は、正社員での募集が多くアルバイトやパートでの求人はほとんど見ることができません。

クリニカルスペシャリストは、企業の製品について熟知してセールスするという立場であることから、情報のリークを防ぐためにも非常勤採用などは行わないということが一般的です。