クリニカルスペシャリストになると身につくスキル

プレゼンテーション能力

お客様に対しデモンストレーションを行い、自社の製品をアピールすることになるためプレゼンテーション能力も高まってきます。自社製品がどれだけ性能がいいのかをよりアピールし、製品を正しく医療現場で使ってもらうことで安心、安全でより質の高い医療が提供できるかをわかりやすく説明する必要があります。

コミュニケーション能力

クリニカルスペシャリストだけで行動するのではなく、メインの営業担当に同行して医療機関に訪問するのが一般的です。そのため、営業担当との意思疎通を図るためコミュニケーション能力も養われます。また、医療に対しての知識など営業担当ではわからないことを教えるために、社内勉強会などの講師を務めることもあります。

プロモーション能力、発想力

お客様となる病院側への商品説明や自社の営業担当への勉強会の際には、その時に使用する資料、よりわかりやすく説明するための提案資料の情報収集、資料作成が必要になり、それもクリニカルスペシャリストの業務のひとつです。

エクセル、ワード、パワーポイントなどオフィスで使用するパソコンのスキルも高める必要があり、プロモーション能力、発想力が必要です。

また、クリニカルスペシャリストとしての業務の中で製品のアフターフォローを行う人もいます。医師、看護師、医療従事者から製品に対しての質問や問い合わせ、製品の使い方などのフォローを行います。

アフターフォローも製品のプレゼンテーションでも、お客様によりわかりやすく、理論的に話を進める能力も必要です。

利益を上げるためのスキル

販売戦略、企画立案、マーケティング、マネジメントなど会社としての利益を上げるためのスキルも高まってきます。医療業界の傾向、問題など常に新しい情報を入手することが重要です。一歩二歩と先を予測することで今後の動向を予想する力もついてきます。

また、医療市場を把握することで今、医療現場で何が求められているか、どのような機器が必要かなどマーケティング力、分析力が養われます。

看護師としての経験と知識を活かして新製品の開発に携わり、患者さんが負担とならないための工夫、看護師が業務しやすい製品の提案などを行うこともあり、クリニカルスペシャリストが中心となって製品を開発する場合もあります。

リーダーシップ、人をまとめる力、意見を集約し形にする力

上記に述べたことを行うには、リーダーシップ、人をまとめる力、意見を集約し形にする力が必要になってきます。マーケティング、マネジメント、市場分析などの能力は業務をしながら学ぶことも可能ですが、看護師とはかけ離れた専門知識となりますので経営セミナーや研修会、社内勉強会等に参加してスキルアップしておくと良いでしょう。

語学力

医療機器メーカーは外資系企業が多いため、クリニカルスペシャリストを募集する企業は外資系企業が多くなります。海外への出張をはじめとして、製品の取扱説明書、社内会議でのやり取り、メール、電話のやり取りが英語です。企業によってはTOEIC600点以上など条件を提示している場合もあります。

英文の読解力、ビジネスレベルの読み書き、英語力、英会話など英語に関するスキルが必要になる場合がほとんどです。最低でも基礎レベル以上の英語力、日常会話ができるレベルの英会話力が求められますし、企業によってはその他の言語が必要となることもあります。流暢な英会話はできないにしても、ためらいなく英語で話せるようになる、英文が読み書きできることは社内でのコミュニケーションを取る上でも必要です。

関連資格

  • 普通自動車免許

お客様である医療機関は首都圏だけでなく、地方にも多く存在しています。対応するエリアも広範囲になることも多く、クリニカルスペシャリストが単独でお客様のところへ出向くこともあります。交通の便が悪い場所に医療機関がある場合もありますので、普通自動車免許を取得しておくと、急な出張対応などに役立ちます。