CRA(臨床開発モニター)になるために必要な資格はありません。CRAとして仕事をするためには、募集元が採用条件として出している項目を満たしていれさえすれば誰でもなることは出来ます。

そのため、ここでは採用させるためのポイントを紹介します。

採用試験で試験官が重要視するポイント

対応力・応用力

例えば、実際に臨床試験を担当する病院でトラブルがあった時どのように対処するかということが問われます。このことに対して、どのような対応がするのか、対処する力があるのかどうか具体的な質問を通して確かめられます。

英語力

ここ数年、国際共同治験が増加したため英語の力が必要とされることも多くなってきました。。実際にどれくらい英語を使っているのかが問われるため、使える英語の力をつけていくことが大切です。

組織への貢献度

自分の担当をこなすだけでなく、組織にどれくらい貢献できるかを問われます。今までの仕事をする中で、管理職の仕事をしていたのであればマネージメントの力、管理職でない場合は後輩をどのように指導育成していったのかが見られます。

看護師からのCRA転職

看護師も治験などを含め医療に関する知識を多く持っているため、この知識がCRAの仕事をする時に役立ちます。

  • 治験実施計画書について医療機関に説明する時には、会社としての見解をしっかりと理解した上で医療機関に説明して欲しい
  • CRCと呼ばれる治験のコーディネーターを通して話をすることも多いですが、必要ならば医師と直接話をして欲しい
  • 「医師ともっとコミュニケーションを取って欲しい」「カルテを読めるようになって欲しい」

など、様々な病院側からの要望があります。

看護師として仕事をした人は、今までの経験の中で病院側の事情を把握した上で対応することが出来、こういった力は既に身についているはずであるため看護師は採用しやすいということが言えます。

しかし、薬剤師や看護師として医療機関や薬局で働いていた経験は、採用には有利であってもCRAとなって働く時には考慮されることはありません。

そのため、初任給も他のCRA未経験の人と変わりませんが、結果を出せばそれが給与に反映されるため看護師や薬剤師の経験を活かして結果を出せば給与もUPします。

CRAへ転職する時は、製薬会社に就職するにせよCROに就職するにせよ、研修制度が充実した待遇の良い働きやすい職場を探すべきです。薬剤師や看護師がCRAに転職するケースが多いため、転職サイトにCRAの求人がたくさんあり利用するという方法もあります。

これは、多くのCRA求人に出会える方法でもあり、サイトに登録できる薬剤師や看護師の特権です!

CRAに求められる能力

看護師からCRAに転職するのであれば、看護師として働いている時に判断力や応用力を鍛えること、組織に貢献できる働き方をすることが、CRAの仕事をする時に生きてきます。

そして、CRAとして就職する時には就職の面接の中で、対応力・応用力、組織への貢献度についてどれくらい自分をアピールできるかが大切です。

CRAは、製薬会社やCROに所属して治験(薬の臨床試験)のモニターをするため、臨床試験の手配をしたり、投薬ミスがないかといったことの監視を行います。そのため、臨床試験をする時にチームとなり一緒に仕事をする人、臨床試験に参加してくださる患者さん達とコミュニケーションを取ることが必要となり、急な変化が起きた時には的確な判断を迫られる場面も多くあります。

一般的にCRAとして求められるものは、コミュニケーション能力や行動力です。