CRC(治験コーディネーター)になると身につくスキル

CRC(治験コーディネーター)になると身につくスキルとしては、

  • 医療業務や医薬品に関する知識
  • 柔軟なコミュニケーション力
  • カウンセリング力
  • PCスキル
  • 英語力

などがあげられます。具体的に以下で説明していきましょう。

医療業務や医薬品に関する知識

CRCは、新薬開発のための治験業務を担当するというのが主な仕事内容となるため、日々新しい医薬品の知識が入って来ます。治験薬を使用する被験者である患者さんとも緊密な関係を築くこととなるため、病気の細かな症状や回復状況、メンタルの推移など幅広い理解を深めることができます。

柔軟なコミュニケーション力

治験業務では医師や治験従事者、被験者とこまめにコミュニケーションを取るということが重要となって来るため、無我夢中で働いているうちに自然とコミュニケーション能力も養われることでしょう。

カウンセリング力

CRCは被験者の不安や不満の声などにも耳を傾け、親身になって相談に乗ってあげるということも大事な仕事です。被験者は病気や疾患のせいで精神的に落ち込むことが多いため、励ましたり、希望を与えてあげるということが大切となります。ただ口先だけで慰めるのではなく具体的な例をあげるなど説得力のある励ましが求められ、そのためメンタルや心理に関する幅広い知識を身につけることによって、カウンセリング力を高めることができるでしょう。

PCスキル

PCスキルについては、最近では様々な検査データなどを電子カルテで管理する医療機関が増えているため、CRCにもPC操作や入力ができるスキルが求められることがあります。忙しい医師をサポートするために細かいデータ入力を手伝ったり、医師と電子メールでやり取りを行ったりします。

また、ネット電話でやり取りをするなどPCはコミュニケーションツールとして重要な役割も果たします。そのため、最低限のPCスキルが求められ働きながらスキルを高めて行くことができるでしょう。

英語力

英語力については、特に外資系の製薬会社に勤務すると報告書の作成などがすべて英語となるため必然的にスキルが養われて行くこととなります。本国にある本社とメールでやり取りをしたり、緊急時には英語で電話でやり取りを行ったりもします。基本的な英会話力のほか、医療や医薬品に関する専門的な英語力を身につけることができます。企業によっては、採用の時点で高度な英語力を要求するところもありますが、問わないところであっても最低でもTOEIC700以上は、取得しておくことが望ましいと言えるでしょう。

CRCのスキルというものは、ただ自分の仕事をマニュアル通りにこなすだけではなく、こうすればもっとよくなる、ああすれば改善できるなど、いろいろと試行錯誤と実行を繰り返すことによって身につけて行くことができます。そのため向上心が高ければ高いほど、より多くのスキルも身について行くことでしょう。

CRC(治験コーディネーター)の関連資格

CRCになると得ることができる関連資格としては、

などがあげられます。

CRCとして働くために特別な資格などは必要ありませんが、さまざまな資格は業務上さまざまな場面で役立てることができます。ただし、看護師や臨床検査技師、薬剤師などといった医療系の資格は、資格試験に受験資格が設けられているためCRCとして働きながら取得を目指すというのは難しいでしょう。

しかし、CRCとしての経験を積んだのちに医療系資格を取得し、医療現場で働いているという人も少なくはありません。

心理カウンセラーは、被験者である患者さんの相談に親身になって応じたいと考えるCRCに目指す人が多い資格の1つです。通信講座などで学ぶことができるため、忙しく働きながらでも取得しやすい資格です。そして、英語関連の資格では、TOEICや英検など幅広い場面で認められる資格取得を働きながら目指すことができるでしょう。