■30代女性
訪問看護へかかわるようになるまでは、一般病棟で働いていました。働いている中でショートステイの患者さんやその家族と話す機会があり、それをきっかけに患者さんそれぞれとしっかり向き合う仕事にかかわりたくなり、訪問看護師への転身を決心しました。

実際に働き始めて間もない頃は、言い方が悪かったために利用者の方に話をうまく伝えることができずに怒らせてしまったこともあり、苦労しました。しかし、上司に相談した結果、誤解も解いてもらいましたし、どのように利用者の方に対応したらよいかも指導してもらいました。それ以降は利用者の方への説明についても、利用者の方がわかりやすいように考えて、言葉を慎重に選ぶように気をつけています。

訪問入浴では場合によって、仕事をするにも狭いスペースしかないといったこともあって大変です。ですが来てくれてありがとうといったように感謝の言葉があると、仕事にもやりがいが出ます。


■20代女性
看護師になってしばらくは、病棟で勤務していました。もちろんやりがいを持って働いていたのですが、結婚が決まったことから将来的に妊娠したときのことも考えて、病棟ではなく在宅医療にかかわる訪問看護の仕事に転職しました。

訪問看護で働いている人には子育て中という人も意外にいて、職場も仕事と家庭について理解があるため、不安を感じることなく働くことができています。実際に、私も転職してからしばらくして妊娠しましたので、一旦は仕事を休みました。

現在は、育児休暇から復帰したところです。訪問看護の仕事は利用者の方や家族の方とじっくり向き合える仕事なので気に入っています。

医師が一緒にいないことから、看護師として責任がかかってきますが、その分だけやりがいも感じています。子供が小さいうちは続けていき、子供がある程度の年齢になって落ち着いてから、もう一度病棟で働きたいと考えています。


■30代女性
子供もいるために夜勤はすることができず、患者さんとも丁寧に接する仕事に就きたいということで、訪問看護師の仕事を選びました。

最初のうちは仕事にも慣れませんでしたし、病院と違って普段生活している家に伺って仕事をすることが難しくて悩みました。なれない仕事をすることにストレスを感じて精神的にもきつい時期もありましたが、事務所の方のサポートで何とか乗り切りました。今では仕事にやりがいを感じて頑張っています。

雪の日に訪問した時に、利用者の方にタオルで頭を拭いてもらったこともあります。コミュニケーションがしっかりしてきてからは、利用者の方から訪問した時に色々と人生に関する話をすることができる点も楽しくなっています。来てくれてとても楽しい、と利用者の方に褒めていただくと、仕事をすることに喜びを感じます。

利用者の方々のこれからの人生にかかわることができるところにも、幸せがあります。病棟の仕事では一人で何人もの患者さんを相手にしなければいけませんが、訪問看護師ではしっかり一人ひとりに向き合えるので、寄り添った看護をしたい人におすすめです。


■40代女性
在宅医療について興味があったのですが、友人からのすすめで訪問看護の仕事に転職を決めました。雨や風が強い日でも利用者の方のお宅に伺わなければならないので大変ですが、仕事にやりがいを感じています。

仕事を始めて最初のうちは病院と同じような感覚でいましたので、衛生材料もちょっと使ったらすぐに捨てていましたが、自宅に伺う訪問看護では、利用者さまが用意するものですので、むやみに捨ててはいけないことを知りました。ベットから滑り落ちて助けを求めている利用者の方のか細い声を聞いてあわてて助けるなど、毎日が新しい経験ばかりです。

利用者の方一人ひとりに寄り添って、その人にあった看護を行えると、訪問看護師になってよかったと感じます。人とのつながりに魅力がある人にも、訪問看護は合っていると思っています。