東京外国語大学には、保健管理センターがあり、学生や職員の健康状態の保持・増進を支援しています。病気や怪我への対応、各種健康診断や健康相談、メンタルヘルスケアや健康情報の発信などさまざまな活動を行っています。

保健管理センターのスタッフは学校医4名、カウンセラー1名、非常勤カウンセラー2名、看護師1名になります。保健管理センターの看護師の役割は、看護や応急措置、相談、保健指導になります。

東京外国語大学の保健管理センターの看護師募集実績

東京外国語大学では、医師やカウンセラーの人数に比べ、看護師が非常に少なくなっています。

そのため、定期的な採用はないようですが、同じ保健管理センターに勤務する、非常勤カウンセラー(任期付き)の求人の場合では、採用予定は4月からで、応募は前年の10月に受け付けられます。

応募書類を大学へ送付し、その後、書類専攻、面接での選考となります。選考は11月下旬に行われます。現在、看護師の採用予定はありませんが、看護師の採用の場合もカウンセラーと同じ時期での公募になるようです。

東京外国語大学の保健管理センターに採用されるには

東京外国語大学の保健管理センターでは、医師やカウンセラー数は多くなっていますが、看護師や保健師のの数は少なく、現在勤務しているのは看護師1名のみとなっています。

基本的に、看護師は医師の医療介助とともに、応急処置や相談を月曜日から金曜日の9時30分から16時まで行います。その他にも、4月と10月に春秋の定期健康診断、10月に留学生健康診断、6月に職員を対象とした健康診断が行われます。

また、保健管理センターでは、学生や研究生、留学生を対象にした、フィジカルヘルス、メンタルヘルスに関するメール相談も行っています。

このようなさまざまな業務がありますが、保健管理センターに勤務する人数自体が少ないため、仕事が多忙なことが予想できます。

また、保健管理センターを利用する職員や生徒の中には、外国人も多くいます。東京外国語大学では、さまざまな国や地域からの留学生や研究生が600名以上います。

留学生への処置や健康相談も行うことになるので、保健管理センターに勤務する看護師にとって英語力は不可欠といえます。

保健管理センターのカウンセラーの中には、留学生専任のカウンセラーがいますが、看護師は1名のため、勤務する看護師にはある程度の語学力が必要となります。

看護師の仕事に英語力を活かしたいと考えてる看護師や保健師にはやりがいのある仕事といえます。

東京外国語大学の基本データ

東京外国語大学は、旧制東京外国語学校を前身とし1873年に創立され、本部を東京都府中市朝日町3-11-1に置く国立大学になります。世界中の言語が研究・教育され、多くの専門家が所属する国内唯一の国立外国語大学になります。

2012年3月までは、7課程26専攻を設置する外国語学部のみでしたが、改組され現在の学部は、言語文化学部、国際社会学部になります。

言語文化学部は言語教育を重視し、国際社会学部は、言語以外の教育に重きを置いたカリキュラムになっています。また、大学院は、教育組織として総合国際学研究科設置されています。

教職員数は約370名で、学生総数は、約3800名、学生の男女比率は、男子約35%、女子約65%となっています。

東京外国語大学は、ヨーロッパ、南北アメリカ、オセアニア、アジア、アフリカと世界のほぼ全ての地域にわたって、言語学、言語教育学、文学、歴史学、哲学、思想、文化人類学、社会学、政治学、経済学などすぐれた専門家が協働して教育と研究にあったています。

単科大学でありながら、教育と研究の両面において、独自性を発揮し日本屈指の外国語・地域研究拠点となっています。国際的な活動をするために必要な高い教養と言語を通じて世界の諸地域に関する理解を深めることを目的としています。