千葉大学では西千葉キャンパスの保健管理棟、有害廃棄物管理棟、亥鼻キャンパスの亥鼻地区保健室、松戸キャンパスの松戸地区保健室に総合安全衛生管理機構の施設を置いています。

特徴はキャンパスごとに医務室の規模が違い、看護師の仕事内容も違ってくると言う点です。最大の規模を持つのが本部のある西千葉キャンパスになります。

通常の大学では保健管理センターに位置する組織で、2004年に旧保健管理センターと旧有害廃棄物処理施設が合併統合され、新しい組織として発足したものです。

業務内容は環境安全部、労働衛生部、学生保健部とがあります。環境安全部では学内の有害廃棄物の収集処理などを行っています。労働衛生部では職員の健康を、学生保健部では学生の健康を管理し、相談に応じ、必要に応じて処置を行います。

スタッフは労働衛生部に産業医、学生保健部に医師、カウンセラー、内科医師、看護部に看護師、保健師が所属しています。診療科目としては精神科、内科、外科、循環器内科などがあります。

千葉大学の総合安全衛生管理機構の看護師募集実績

募集実績としては、2010年2月12日と2010年4月6日に求人を出しています。どちらもパートの募集で、総合安全衛生管理機構が拓いている9時から17時30分のうち、4時間以上働けることを条件にしています。

臨時であるため、4か月未満の雇用となります。これらの時期はインフルエンザが流行しやすく総合安全衛生管理機構の仕事量が増すこと、そして健康診断の時期によって多忙となるため、臨時にスタッフを増やす傾向にあります。

健康診断を受ける学生の誘導、整理、検査結果の情報の整理などが仕事に入ります。交通費の支給が受けられ、育児休暇の取得も可能であり、常勤のスタッフと何ら変わりない待遇で働ける求人内容となっています。

最近では2014年1月にも募集をかけていて、募集資格は看護師もしくは保健師の資格を持っていること、実務経験が3年以上あること、60歳で定年であるため応募した時に59歳以下であることが条件となります。

仕事内容は健康診断の計画、実施、健康教育支援、健康相談、診療の補助、救急対応、衛生管理業務などとなっています。

千葉大学では、1月末から4月にかけてほぼ毎年のように求人が出されます。この時期は体調を崩す人が多いこと、4月には健康診断が実施されるため、常勤以外に非常勤の求人が多数出回ります。

千葉大学の医務室に採用されるには

千葉大学の医務室で働くための採用条件として、パート、アルバイト、常勤いずれも、出来るだけ長期勤務できる人が望ましいとされています。

非常勤勤務でも雇用期間内に辞められてしまえば、大学側としては困るため、雇用体制の違いに関わらず、出来るだけ長く働いて欲しいというのが大学側の考えです。

看護師、保健師、事務員全てに言えることとして、健康診断を含めたデータを処理できるだけの基本的なパソコンスキルを取得していることが条件です。看護師や保健師の場合は、同じように学校や企業の医務室で働いた実績があると有利に採用されます。

千葉大学の基本データ

千葉大学は1949年に設立された国立大で、旧官立大学のひとつであり、医学本部は千葉県千葉市稲毛区弥生町1番33号にあります。部が特に有名です。設立当初は千葉医科大学を含めていくつかの学校を包括し、国立総合大学となりました。

個性的な学部が多く、いろんな業界の人を客員教授や特命教授に任命しています。学部は文学部、教育学部、法政経学部、理学部、工学部、医学部、薬学部、看護学部、園芸学部の9学部で構成されています。

珍しいのは園芸学部で、設立当初あった千葉県立園芸専門学校を受け継ぎ、歴史のある学部です。

キャンパスは全部で4つ、本部の置かれた西千葉キャンパス、医学部のある亥鼻キャンパス、園芸学部のある松戸キャンパス、柏の葉キャンパスです。

特徴として、大学祭が各学部ごとに行われ、規模の大きな学際を繰り広げることで、地元の人々や各学部に関係ある業界の人々との交流を盛んにしています。

学部学生は10,772名、大学院生は3,536名、教職員は附属施設を含めて2,970名が所属しています。また留学生の数が多く、アジア、中近東、アフリカ、オセアニア、北米、中南米、ヨーロッパなど、ほぼ世界中から留学生を受け入れています。