一橋大学保健センターの看護師募集実績

一橋大学保健センターは、国立キャンパス西地区の法人本部棟の傍に位置しています。一般的な国立大学では複数のキャンパスに複数の医務室を設置していますが、一橋大学はそうではなく、少数のスタッフでひとつの保健センターによって学生と職員の健康を守っている状態です。

一橋大学保健センターは、内科、整形外科、外科、皮膚科、精神科の診療、定期健康診断、健康診断書の発行、産業医による業務、各種相談、病院紹介、応急処置を担当する場所です。現在看護師以外に精神科医、内科医、整形外科医、皮膚科医、保健師、管理栄養士、臨床心理士が在籍しています。

特徴として、業務のうち各種相談のカウンセリングは臨床心理士が行い、留学生の場合は英語対応ができる臨床心理士が担当することになっています。また保健センターはかなり広く、個室化された休養室が用意されていて、具合の悪い学生さんがゆっくり休めるようになっています。

一橋大学での求人の特徴は、保健センターに必要な医療関係者として看護師、保健師、医師、管理栄養士、臨床心理士が一緒に募集されることが多い点です。単体で看護師だけを募集するのは、看護師が辞めて欠員が出た場合のみとなっています。

募集実績としては、2013年にカウンセラーの募集を行っていて、社会福祉士、精神保健福祉士、臨床心理士のうちいずれかの資格を持っていること、カウンセラーとしての実績が3年以上あることが条件です。

一橋大学は看護師や保健師の数が少なく、募集実績が少ないため、面接対策や履歴書対策が重要になってきます。少ないスタッフで仕事をこなしていることから、保健師と看護師の資格を持っている人や臨床心理士の資格を持っている人などが採用されています。

看護師の募集時期は定められておらず、強いて言えば冬から春にかけての時期に求人募集が出回りやすくなっています。

一橋大学の医務室に採用されるためには

一橋大学の最大の特徴は、留学生を大勢受け入れているため、保健センターを利用するのが日本人だけではないという点です。そのためカウンセリングを行う臨床心理士は、英語対応が可能な人が採用されやすくなっています。

看護師の場合、必ずではないものの、英語で学生さんと対話出来ればそれに越したことはありません。よって英会話が出来るようになっていると採用されやすく、完全に話せなくても最低限の意思疎通が出来ると伝えれば有利に働きます。

またカウンセラーは比較的多く採用される傾向にありますから、看護師資格に加えて、臨床心理士などカウンセリングに必要な資格を取得していると有利に採用されます。

一橋大学の特徴

一橋大学は1920年に設立された国立大学で、商法講習所を源流とした社会科学系の大学としてスタートした歴史ある大学になります。本部は東京都国立市中2丁目1番地にあります。3つのキャンパスから構成されており、まず本部のある国立キャンパス、次いで小平国際キャンパス、最後が千代田キャンパス(学術総合センター内)となっています。

学部は商学部、経済学部、社会学部、法学部の4つで構成され、法学部は他の学部と比べると比較的最近できたばかりです。学生数は1,086名、大学院後期が136名、大学院専門職が121名、教職員が573名在籍しています。

特徴は少人数教育の重視、それに伴うゼミナール制度、学部間の壁が薄く交流が深いという点が挙げられます。戦前から外国人教師や留学生を受け入れる国際的な面を持っています。

一橋大学は設立から一貫して産業界を重視する傾向にあり、官僚よりも産業界を担う人材を育成しているのが特徴です。ただし社会学部から分離するかたちで法学部が出来て以降は、官僚を目指す学生も出ており、従来の傾向から変化しつつあります。

また都内にある東京医科歯科大学、東京工業大学、東京外国語大学と協定を結び、四大学連合を作っています。この協定によって四大学内で授業を履修し、単位を修得したり、編入学が容易となっています。四大学以外ではお茶の水女子大学とも単位互換制度を結んでいます。