岡山大学保健管理センターは、学生と職員たちが健康な生活を送れるよう定期健康診断、健康相談、健康教育、応急処置、健康診断の発行などを行っています。

津山キャンパスの生協の隣に保健管理センターの本部、鹿田キャンパスの医学物記念会館の2階に、保健管理センター鹿田室がそれぞれあります。

診療科目は本部が一般内科、整形外科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、婦人科、精神科(心の健康相談)、一般歯科、健康相談、鹿田室が精神科(心の健康相談)、健康相談、内科となっています。

常勤医師は内科医と精神科医が3名ずつ、保健管理センター所属のスタッフとして保健師、診療放射義歯、臨床検査技師、栄養士、カウンセラー、事務職員がいます。

近隣に医療機関が多数あり、緊急事態には各医療機関と連絡を取り、患者さんを移送する手続きが仕事になります。主な救急病院には岡山済生会総合病院、岡山中央病院、岡山医療センター、川崎病院、岡山大学病院、岡山市立市民病院、総合病院岡山赤十字病院があります。

岡山大学保健管理センターの看護師募集実績

岡山大学だけでなく、岡山県にある大学の保健管理センターでは、看護師や保健師の臨時職員の募集の割合が多く、正規職員の募集は少ない傾向にあります。

主に派遣やパート、アルバイトなどで、紹介予定型派遣を利用して正規職員を目指す方法もあります。最近では2014年4月1日に心理カウンセラーの募集を行っていました。これも任期付で、臨時職員の募集となります。

保健管理センターから求人募集が出るのは、10月から11月にかけての秋頃、もしくは一般事務と同じように春先から初夏にかけてが多いようです。

保健管理センターでは滅多に欠員は出ませんが、人事異動の関係や職員の個人的な問題で欠員が出る可能性があります。そして人事異動が活発になるのが秋頃と春先であるため、この時期に求人募集を探すとよいでしょう。

岡山大学に看護職員として採用されるには

保健管理センターでの採用条件は、正看護師、准看護師、出来れば保健師の資格を持っていることが第一条件となります。次いで看護師として臨床経験を3年以上積んでいることが望ましいとされています。

岡山県は学校からの求人が多い方であるため、出来れば学校での勤務経験があると有利に採用されます。現在同じように学校の医務室で働いているのであれば、岡山大学保健管理センターへ紹介してもらうという方法が取れますし、より確実に求人募集のチャンスをつかめます。

岡山大学の基本データ

岡山大学は前身となる岡山藩医学館が1870年に創立され、現在のかたちに大学が設置されたのが1949年になります。

岡山藩医学館は岡山医科大学へかたちを変えて大学となり、岡山医科大学を含めた複数の教育機関を母体として現在の国立大学である岡山大学となりました。

キャンパスは本部のある津島キャンパス、鹿田キャンパスの2つに加えて、附属機関が東山、平井、倉敷、三朝にあります。学部は、文学部、教育学部、法学部、経済学部、理学部、医学部、歯学部、薬学部、工学部、環境理工学部、農学部11の学部で構成されています。

教職員は2,603名、学生は学部学生が10,196名、大学院学生が2,919名がそれぞれ所属しています。

特徴はマッチングプログラムコースというもので、地域のリーダーを育成する教育組織です。場所は津山キャンパスの理学部本館3階で、学年担任とアカデミックアドバイザーが学生の学習支援およびキャリアプラン構築支援を行うというものです。卒業後は研究者、技術者、ジャーナリストなどを目指します。

他にもいくつか特色ある教育プロジェクトを行っています。大学教育再生加速プログラム、課題解決型高度医療人材養成プログラム、未来医療研究人材養成拠点形成事業、基礎・臨床を両輪とした医学教育改革によるグローバルな医師養成事業などです。

もともと医療関係に強みがあるためか、医療関係へ力を入れて学生を育成するタイプの教育プログラムが多くなっています。また海外拠点として、ベトナム事務所、中国事務所、インド感染症共同研究センターなどがあります。