広島大学の保健管理センタは、学内の共同研究施設としての役割も担う、学生と教職員の心身の健康を管理する医療提供施設となっています。校医は、内科医師が常駐し、診療や投薬の治療が受けられます。

この他にも、怪我や急な病気の応急処置、心身の健康相談を受け付け、教職員、学生の日々の生活上の安心を提供します。また、学生が健康的に学生生活を送ることが出来、学生の家族も安心して学校に子供を預けることが出来ています。

また、キャンパスにより健康管理センターの所在は異なり、東広島キャンパスでは、メディカル部門とメンタルヘルス・カウンセリング部門が別の場所で開設してあり、メディカル部門は内科診療、歯科・婦人科・泌尿器科の健康相談を行い、メンタルヘルス・カウンセリング部門では、メンタルヘルス相談や学生カウンセリング、留学生の心理相談を受け付けています。

また、両方の部門で怪我や病気の応急処置が受けられます。広島キャンパスでは、保健管理センター霞分室と保健管理室(東千田)があり、両方の施設で健康相談、内科診療、怪我や病気の応急処置、婦人科相談、メンタルヘルス相談、学生カウンセリング、留学生の心理相談を受け付けています。

広島大学保健管理センターの看護師募集実績

最近の募集は2008年9月に保健管理、応急処置、健康指導、保健管理調査、情報処理、健康教育、衛生管理を行う常勤職員の看護師の求人がありました。

応募資格は、看護師免許か保健師免許を有し、大学における保健管理業務に当たったことがあると望ましい、衛生管理者の資格があると望ましいとの条件付きの募集内容となっています。

雇用期間に定めはありません。履歴書と看護師か保健師の免許証の写しを送付し、書類選考と面接試験にて採否が決定します。

募集については、キャンパスで欠員が出たり、職員補充が必要となった時に行われ、、定期的に募集があるわけではありません。

最近の2008年募集要項では募集は同年の9月に採用試験行われ、翌月10月からの勤務という求人募集がありました。

広島大学の保健管理センターに採用されるには

広島大学の保健管理千な-に勤務する看護師の募集要項には、看護師や保健師の資格があることが第一条件で、大学での保健管理業務経験や、衛生管理者の資格の保有者の優遇が記載されています。

大学の保健管理センターで勤務したい看護師や保健師は数多く、少ない枠の求人に募集者が殺到することが多いのが現状です。

よって、広島大学の特性を知り、教職員・学生の学校生活や研究、ゼミなどの学習環境を知り、各教職員・学生にあった健康管理方法の指導が出来ることが採用の重要課題となります。

例えば、ハードなスケジュールのなかで、学会や他の研究発表などに参加する為に国内外を行き来するなど、不規則な生活を余儀なくされる教職員や学生が数多くいます。個々のおかれる状況にあった心身の健康管理を提供、考慮できる力も必要となってきます。

これまでの経験がいかに活用できるか、自己の経験をしっかりアピールできる場となれば、採用の糸口が開けます。

自己の様々な経験を駆使して、教職員、学生のより健康的で快適が学校生活を守り、研究や学習の成果を挙げられることをフォローするのも、大学保健管理センターの看護師の役割となっています。

広島大学の基本データ

広島大学は、1949年に広島女子師範学校、広島青年師範学校、広島師範学校、広島県立滋賀大学、広島工業専門学校が統合し、創設されました。

国内唯一の原爆投下地区であることから、平和を重んじ国際的に活躍できる人材育成を行うために、学生が自由に学習活動が出来るよう教育、研究の使命を果たしています。

キャンパスは広島(霞)キャンパス、広島(東千田)キャンパス、東広島キャンパスがあります。学生約11000人、大学院生約4200人、教職員約1700人が在籍しています。

学部は、11学部、11研究科、2研究員があり、総合科学学部、文学部、教育学部、法学部、経済学部、理学部、工学部、生物生産学部、医学部、歯学部、薬学部、医歯薬保健学研究科、医歯薬保健学研究院などがあります。

教育においては、アドミッション・ポリシーを掲げ、探究心、挑戦心、行動力のある人材を育成、創造性を強化していける教育を行っています。

個々の自主性に重きを置き、幅広く社会貢献できる人材育成を目指しています。原爆投下の悲劇を経験している地域ということもあり、平和教育により心の豊かな人間性を養い、世界へ発信できる人材の輩出の場ともなっています。