北海道大学には、保健センターが設けられています。場所は本部である札幌キャンパス内にあり、教職員や学生の健康管理にあたっています。

保健センター内には内科があり、そのほかに精神衛生相談、歯科相談、栄養相談、女子学生相談なども担当しています。学生や職員に対する健康診断も行われます。

アルコールパッチテストも行われますし、施設内には身長や体重計や血圧計、視力系、体脂肪計、背筋力計があり、学生が自由に健康チェックすることができるようになっています。

北海道大学の保健センターの看護師募集傾向

北海道大学の看護師募集については、情報収集が困難です。看護師・保健師の人数が足りている状態であれば、看護師の募集は出ませんから、常に情報収集しておかなければなりません。

北海道は大学の数自体がそれほどありませんから、特に人気の北海道大学では気が付いたら、もう募集が終了していたということもよくあります。

探しても募集を見つけられないようでしたら、現在は募集がないことになりますから、もう少し様子を見る必要もあります。

北海道大学の医務室に採用されるには

北海道大学の医務室で働くためには、特別な条件があるわけではありません。看護師の資格を持っていれば応募することが可能です。特に臨床経験などは求められていません。

しかし、大学の医務室の求人は人気が高いですし、北海道大学は駅から徒歩圏内にキャンパスがあることから、その中でもさらに人気が高い施設です。

採用条件としては看護師の資格があればよいのですが、北海道大学には海外からの留学生を含めて北海道以外の地域から多くの学生が学ぶために訪れます。慣れない土地ですし、北海道は雪も多く非常に寒い地域ですので、体調を崩したり不安を抱えている学生が多いです。

彼らの健康相談に当たることも看護師として大切な仕事の一つですから、北海道に不慣れな人々に上手に対応してアドバイスを与えることが必要です。

ですから、看護師としての技術の他に、コミュニケーション能力や留学生のために語学能力もあることが、採用に有利です。

北海道大学では、学生たちがある程度自由に身体測定や血圧検査、視力測定などを行えるシステムが用意されています。自由に使うことにはなっていますが、それらの器機を管理して使い方などを学生たちに説明することも、保健センターで働く看護師にとっては必要な仕事の一つです。

北海道大学の基本データ

北海道大学は1918年に創設された国立大学です。本部は北海道札幌市北区北8条西5丁目です。1872年に設立された開拓使仮学校から1876年設立の札幌農学校、1907年設立の東北帝国大学農科大学を経て、帝国大学としては日本で5番目に誕生しました。

建学の理念はフロンティア精神と国際性であり、現在でもそれらが基本理念となっていま6,0300人、教職員約4,000人が在籍しており、大学の敷地は660平方キロメートルと、東京23区よりも広いです。

そのほとんどが研究林や農場が占めています。学部は、法学部、医学部、歯学部、工学部、文学部、理学部、農学部、経済学部、教育学部、薬学部、獣医学部、水産学部の12学部。

教育面では2011年度より入学した全員が総合教育部で文系や理系、それぞれ統一されたカリキュラムで学びます。1年間教養教育と基礎教育を学んだ後に、それぞれが書く学部に進むシステムとなっています。

2年時に成績と学生の希望と所属学部を決める総合入試が行われ、希望学部に進むために留年する学生もいます。文系から理系、理系から文系もその時に移行することができます。