法政大学には学生や教職員が健康な生活をおくることが出来るように、キャンパス内に診療所が設けられています。

診療所があるのは、市ヶ谷キャンパス、多摩キャンパス、そして小金井キャンパスです。診療所は平日開かれており、土曜日は休診です。

体調がすぐれない時、健康について相談したいことがあるときに、学生や職員は診療所を受診します。診療の他に学生の健康診断は毎年4月に行われますので、健康診断や健康カードの管理も看護師の仕事となります。

法政大学保健管理センターの看護師募集実績

看護師として働く場合は夜勤がなく日勤のみの仕事です。大学が夏季休暇の間は、診療所も休暇となります。

法政大学の診療所からは、常勤の看護師や保健師だけでなく看護補助職の求人が出されることもあります。

看護補助職の求人は午前10時から午後6時まで、週3日で3ヶ月更新、時給は1700円です。常勤の看護師の求人ではなくパートの仕事になってしまうのですが、今後、大学などで看護師として働きたい場合のよい経験になります。

●法政大学の看護職員の募集時期
法政大学の診療所からの看護師の求人は不定期です。学生数も多く、診療所も市ヶ谷、多摩、小金井と3箇所ありますが、1年間に何回も求人が出るわけではありません。

法政大学の診療所で働きたければ、求人を常にチェックしていて、求人が出れば早く応募してください。人気の求人ですので、すぐに締め切られてしまう可能性があります。

法政大学の医務室に採用されるには

法政大学の診療所で看護師として働きたい場合は、看護師の免許を持っていること、そして3年以上の臨床経験が必要とされています。

看護補助職として非常勤で働く場合は履歴書を持参することになっていますが、常勤の看護師を募集している場合はまず書類選考となる場合もありますから、応募方法は事前にしっかり確認して下さい。

看護師の仕事としては、急病人やけが人に対する応急処置だけでなく、メンタルケアも大事な仕事の一つです。メンタルケアは学生向きと教職員向けに分かれています。

人間関係など精神的に悩んでいる学生たちも相談にやってきますから、メンタル、または健康について相談にのることが出来るコミュニケーション能力が求められます。

また、毎年4月に行われる健康診断の結果なども管理するのは看護師の仕事になりますから、ある程度PCを扱えるように、エクセルやワードの知識は身につけておくことが必要です。

一番中心となる仕事は、急病、またはけが人の看護ですが、怪我の具合、または病気の具合がどの程度なのかを咄嗟に判断して、適切な処置を取ることが求められていますので、看護師としての経験が長いほうが採用に有利です。

法政大学の基本データ

法政大学は、1920年に創設された私立大学です。本部は、東京都千代田区富士見2-17-1にあります。

東京六大学の一つで、法学部は私学の中でもっとも歴史が長いです。Times Higher Educationによれば、世界的大企業の排出ランキングは第100位(国内9位)です。

キャンパスは本部がある市ヶ谷キャンパスの他に多摩キャンパス、小金井キャンパス、静岡サテライトキャンパスがあります。

学部は文学部、国際文化学部、人間環境学部、キャリアデザイン学部、デザイン工学部、GIS、経済学部、経営学部、現代福祉学部、社会学部、法学部、スポーツ健康学部、情報科学部、理工学部、生命科学部の15学部です。スーパーグローバル大学に選定されています。

学生の数は、大学生は約27000名で、大学院生の数は1700名ほどです。大学職員の数は約1600名です。教育面では、自由な学風と進取の気象が校風です。

2012年には国際社会で活躍できるようグローバル人材開発センターを開設し、国際教育プログラムが整備されています。ネイティブで英語で会話できるGラウンジもキャンパス内に設けられています。