福岡大学健康管理センターは、学生および職員の健康管理を手助けする場所で、本来の保健管理センターより小さな病院に近い形態をしています。

スタッフは学校医2名、そして看護師と保健師とでチームが構成されています。主に健康診断、健康相談、応急処置、急患対応そして肥満対策、禁煙支援活動、および福岡大学診療所としての医療機関の機能を持ちます。

特徴は肥満対策のためのスリム教室で、毎年スタッフが開催しています。禁煙支援では全面的に禁煙を勧めるだけでなく、分煙処置を行っています。

福岡大学診療所は健康管理センター内に開設された医療機関で、主に一般内科を診療しています。土日を除いた曜日に診察していて、度予備は午前中に診察しています。

応急処置は学校医や保健師、看護師が出来ますが、症状が重ければ医療機関への連絡、移送が可能です。また、一般内科以外の診療科を利用したい場合も同様で、紹介を行っています。

福岡大学健康管理センターの看護師募集実績

看護師は応急処置や医師の診療補助を担当し、メンタルヘルスなどは保健師が担当します。

常勤職員だけでなく嘱託職員の募集も行われることがあります。

募集時期は不定期で、看護師に欠員が出た場合随時募集されることになっています。一般職員は毎年で、看護職員は随時と言った状態です。

福岡大学の医務室に採用されるには

採用条件は看護師もしくは保健師の資格を取得していること、実務経験を積んでいることです。

福岡大学健康管理センターおよび診療所は、医務室よりも病院に近いため、企業や学校の医務室での勤務経験よりは、通常の病院での勤務経験が有利になります。

また、福岡大学は医学部、薬学部、附属看護学校など医療に関係した学部があり、卒業生に医師や看護師が大勢いることから、母校に戻ってくる人もかなりいます。

もしくは禁煙支援やスリム教室など、専門分野に通じて知識や技術を持っているとアピールし甲斐があります。

福岡大学の基本データ

福岡大学は1934年に創立され、1949年に設置された私立大学です。本部は福岡県福岡市城南区七隈8丁目19番1号にあります。

元を辿ると1933年に設立計画が持ち上がり、1934年に前身となる福岡高等商業学校が創立されます。後に窮秋専門学校を統合し、戦後になって福岡外事専門学校を統合していきます。

短期大学が併設され、徐々に学部数を増やしていき、最終的に医学部が出来ています。キャンパスは本部のある七隈キャンパス、ひびきの・北九州学術研究都市キャンパスの2つです。

学部は人文学部、法学部、経済学部、商学部、商学部二部、理学部、工学部、医学部、薬学部、スポーツ科学部の10学部で構成されています。

この10学部はすべて七隈キャンパスに集中しており、ここに大学病院が合わさっていて、更にキャンパス内にレストランなど食事を摂れる施設があります。ひびきの・北九州学術研究都市キャンパスは、大学院の工学研究科資源循環・環境工学専攻があります。

学部学生は19,641名、大学院学生は694名、教職員は1,655名所属しています。このように所属する学生の数が突出しており、学生が2万人単位の大学は珍しいものです。

現在のところ西日本最大の規模を誇り、多くの卒業生を送り出しています。ほぼ2万人という大規模な学生数であるため、学生の出身地は多様です。

福岡県内を始めとする九州・沖縄地方出身者が学生の大半を占めている一方で、中国、四国地方出身者もいます。数は少ないですがスポーツ科学部や医学部ではかなりの遠方から入学してくる人もいます。

また、大学以外に附属の学校として中学校、高等学校、看護学校があります。