ドクターヘリに乗って重篤な患者の命を救うフライトナースに憧れを抱く看護師の方も多いです。

仕事内容だけでも十分志すに足るモチベーションがあるでしょうが、やはり仕事にする以上どのくらいの給料がもらえるかも気になるところでしょう。

そこでここでは、フライトナースがどのくらいの給料を持っているか、紹介していきます。

フライトナースの給料ですが、手当がどの程度付くのかによって良い給料にもなれば、それほど…ということにもなりえます。

基本給は平均的な感じ

フライトナースの給料のデータについてですが、そもそもそれほどフライトナースとして勤務している人の数が少ないです。このため、はっきりとしたことはわからないところも多いのですが月給でみると25~30万円といったところが相場になるようです。

年収にすると400~500万円といったところでしょうか?このように言われると、病院で普通に勤務している看護師と比較して目に見える感じで給料がアップするという感じではないように思えます。

ただし病院によっては、ドクターヘリにどのくらい乗ったかによって収入が違ってくる可能性もあります。というのも病院の中には、危険搭乗手当とか特殊勤務手当がドクターヘリに乗るたびに支給されるケースもあるからです。

またほかの看護師の部署と同様で、主任とか師長などの役職に昇進すれば、給料も年収もアップします。また経験なども考慮されますので、勤続年数が長くなればなるほど給料がアップする傾向も見受けられます。

救急看護認定看護師の資格を持っているとどう?

フライトナースになるためには、救命救急に関する専門知識を持っていることが必須の条件です。そのためには、関連する資格を取得することが大事です。

フライトナースとして採用されるためには、救急看護認定看護師の資格を持っておくとアピール材料として活用できます。もし救急看護認定看護師の資格を携えてフライトナースの仕事をした場合、給料アップの効果は期待できるでしょうか?

救急看護認定看護師を持っている場合、資格手当がついてくる可能性は十分あります。ただしこの手当ですが医療機関によってまちまちで、それほど大幅な給料アップ効果は期待できないでしょう。

せいぜい月基本給に1万円アップするくらいのもので、月数千円しか手当てのつかない医療機関もあるようです。

もし救急看護認定看護師を使ってフライトナースの仕事を得ようと思っているのであれば、取得後の待遇については病院に確認をとっておいた方が良いでしょう。

あまり資格があれば給料がそれなりにアップするかもしれないと過度に期待していると、がっかりくるかもしれないからです。

給料よりも働きたい気持ちを重視すべし

上で紹介したフライトナースの給料ですが、クリニックとか外来勤務をしている看護師と比較すると条件は良いかもしれません。しかしドクターヘリに乗って移動して、重篤な症状の患者を救うというハードな仕事内容の割にはそれほど…という感じもします。

ドクターヘリの到着する現場は、いろいろです。中には山の中に着陸して、斜面など厳しい条件の中で作業を進めないといけないケースも出てきます。

また広範囲にわたる交通事故や飛行機墜落、工場の爆発事故などは甚大な数のけが人が発生しているかもしれません。その場合にはピストン輸送で、何度も現場と病院を往復しなければならず、労力も大変なものとなります。

ですから「フライトナースは給料がよさそうだから」という理由だけで転職するのは避けた方が良いでしょう。あまり給料はずば抜けて良い保証はないからです。

むしろ「困っている人の役に立ちたい」とか「救える命があればできるだけ救っていきたい」といったフライトナースの仕事の本分に共鳴したからという人の方が、フライトナース向きといえるでしょう。

また「救急現場を経験してキャリアアップしたいから」というナースにもおすすめの職種といえるかもしれません。