高知県でフライトナースとしてドクターヘリに乗って救急患者のケアを行いたいと思っている人もいるでしょう。

高知県ではドクターヘリの運航を実施しているので、フライトナースとして活躍できる可能性はあります。

高知医療センターの救命救急センターが基地病院となっているので、フライトナースになるためには、まずこの病院に転職する必要があります。

高知県ドクターヘリの概要

高知県では2011年3月から運用を開始しています。基地病院は高知県・高知市病院企業団立 高知医療センターで、年間通して毎日必要に応じて出動しています。

運航時間ですが、8時半から日没時刻までの運用になっています。日没は季節によってまちまちなので、月ごとに設定しています。

ただし運航するにあたって、安全性の確保できない場合もあります。悪天候で視界が1500メートル以上確保できないとか、風速が15メートルから20メートル以上ある場合には機長の判断で運航を中止するケースもありますので、頭に入れておきましょう。

高知県のドクターヘリですから、運航範囲は高知県内ということになります。ドクターヘリは救急車などと比較するとスムーズな運航が可能です。

高知県一帯を片道35分以内で異動することが可能です。ですから迅速に救急現場に到着し、初期治療を施すことが可能です。

高知県内には、山間部の地域なども見られます。このような場所に救急車を使って現場に到着するとか、救急病院に搬送するのにどうしても時間がかかってしまいます。しかしこのような車で到着するのが大変な地域でもドクターヘリであれば、迅速に現場へ急行できます。その結果、救命率もアップしています。

ドクターヘリには、必要な治療を施せるような医療機器が用意されています。高知県の場合には、人工呼吸器や生体情報モニター除細動器、携帯吸引機などが装備されています。さらにフライトナースは救急患者の状況に応じて、必要な医薬品をバッグに入れて現場に急行します。

高知医療センターの求人について

高知県のドクターヘリですが、フライトナースとして看護師が1名以上乗り込んで現場で必要な処置を施します。

フライトナースという独立した仕事ではなく、高知県・高知市病院企業団立 高知医療センターの救命救急センターの看護師が当番制で乗り込む方式になります。

高知医療センターの救命救急センターですが、基幹災害拠点病院にもなっていますので高度な救急医療を提供できるような陣容が整っています。

集中治療室や冠状動脈疾患管理室などをはじめとして、20床用意されています。事態の切迫している患者も数多く搬送されるので緊張感を持って仕事に当たらないといけません。

しかし看護師としてキャリアアップ・スキルアップを目指すのであれば、適した環境が整っています。

高知医療センターの看護師の募集ですが、診療科目ごとに出ていないようです。まずは採用試験を受けて通過すると、配属の希望を聞かれるかもしれません。

その中で救命救急センターへの配属を伝えましょう。確実に望みどおりにはならないかもしれませんが、救命救急センターに配属される可能性は高いです。

高知医療センターでは看護師の募集を行っています。その他にも看護職員に欠員が出てしまった場合に、その人員を補充するために中途採用や臨時職員の募集が行われることもあります。

このような最新の採用情報については、高知県・高知市病院企業団立 高知医療センターのホームページで紹介されているので、興味のある人は逐一チェックしてみると良いでしょう。