クリニックでのパート勤務は日曜祝日が休みであったり、午前のみ、午後のみの就業など、自分のライフスタイルに合わせて働くことができるが魅力的ですよね。

単発のアルバイトでもデイサービスや高齢者施設、訪問入浴などありますが、最近クリニックの求人も多く見かけます。単発だけならクリニックでアルバイトしてみたいなと思う方もいるでしょう。

しかしせっかく自分のライフスタイルに合う働き方ができていても、労働と収入があっていなかったら割に合いません。

そこで気になるのが、

パート・アルバイト看護師の時給はどのくらい?
ボーナスは貰えるの?

といったところですね。

今回、アルバイトは「単発アルバイト」として、パートは非常勤勤務の「パートタイム勤務」として、実際のクリニックの求人を調査してみました!

パートもアルバイトも時給の差はほとんどない(若干アルバイトが高め)

単発のアルバイトを募集しているクリニックで、パートタイム勤務での時給を見てみるとほぼ同じなのですが、50円~100円程度単発のアルバイトが高いクリニックもありました。

これは、「その日にクリニックに勤める看護師が足りてない」「欠員日の直近になっても、看護師が充足しない」などの理由があるようです。

クリニックとしては多少高いお金を払っても看護師に来てほしいという狙いがあるわけですね。

クリニック看護師の時給は、どこも一緒ではなかった!

各クリニックのホームページや、求人サイトで出されている求人、公表されている看護師の時給データなどを見ると時給の幅が広いことがわかりました。

今回経験年数3年目の看護師をモデルとして全国のクリニックの時給を調べてみると、時給1000円~2500円の幅があり、一番多い時給としては1500円前後でした。

時給の差に影響している理由として、以下のことが挙げられます。

  • 地域差
  • 診療科
  • 診療(就業)時間
  • 雇用主である院長の意思
  • 正看護師と准看護師

地域差による時給の違い

今回調べた地域別の時給例を挙げてみます。

  • 北海道 1200円~1500円
  • 東北 1000円~1300円
  • 関東 1200円~2500円
  • 北陸・甲信越 1000円~1800円
  • 関西 1300円~2400円
  • 中国・四国 1100円~1600円
  • 九州・沖縄 1000円~1700円

パート看護師の時給は地域によって大きな差がありますね。

一般的に都心部の方が地方よりも時給が高い傾向にあるます。これは、人口密度やその地域の物価、競合するクリニックの存在などその地域の状況が強く影響していると考えられます。

ついつい地方にいると「関東・関西に行きたい!」と思ってしまいますが、看護師不足である過疎地などでは、看護師確保のために都心並みの高い時給を設けられておりこの限りではないようです。

診療科による違い

今回調べる中で診療科別でも違いが顕著でした。東京都の求人例を挙げてみます。

  • 一般系(内科・外科・小児科など)1200円~2000円
  • メンタル系(心療内科、精神科)1200円~2000円
  • 美容系(美容外科)1500円~2500円
  • その他(透析科など)時給1300円~1800円

診療科の中でも特に時給が高いのは「美容系」です。

美容外科などでは多くの自由診療を手掛けており、収入が安定しているということも考えられますが、患者さんにドクターズコスメや診療コースの営業をすることも看護師の仕事であり、この販売や営業があるために、他の診療科よりも時給が高めに設定されているのです。

診療(就業)時間による違い

クリニックの診療時間は大抵9時~12時の午前診療と15時~19時の午後診療に分かれています。

午前と午後の時給を分け、午後診療の方が時給を高めに設定しているクリニックも目立ちました。

午後診療は家庭の事情を考えると夜までの拘束時間が長いため、勤めにくいと感じる看護師が集まりにくいこともあり、午後診療の時間の時給を100円~200円増額されています。

雇用主である院長の意思

実際のところ院長先生の意思や方針で時給が決定されているといっても過言ではありません。

クリニックを開業したばかりなどで収入が安定していない場合、人件費を抑える必要から時給を低めに設定せざる得ないのかもしれません。

逆に何等かの理由で人気のないクリニックは、時給を高く設定してでも看護師を確保しようという院長先生の意思が関与しています。

クリニックのパート看護師にもボーナスはある!

求人案内によるとクリニックのボーナスの相場は、月給の1.5ヶ月分/年のところが多く、クリニックではパートの看護師にも支給しているところが多いようです。

やはり高めのボーナスを支給しているのは、自由診療を多く手がけ安定した収入が見込める美容系クリニックでした。

クリニックの中には経営状況や院長の意向から寸志程度(1〜5万円)の支給もしくは、ボーナスは出さないクリニックもあるでしょう。

しかし今は、労働のねぎらいの形として多かれ少なかれパートの看護師にもボーナスを支給するクリニックがほとんどです

まとめ

クリニックの時給の差には、地域差や診療科、診療時間帯などがありましたが、時給を最終決定する雇用主の院長の意思が大きく影響しているといえるでしょう。

今回挙げた相場を参考に、働いてみたいクリニックの時給を比較してみてくださいね。

地域差や診療科、診療時間帯などを考慮しても、あまりにも時給が低すぎたり高すぎる場合には何らかの院長の意向や方針が隠されているかもしれません。