これまで、インフルエンザに効くとされる民間療法が多く発表されました。

R-1ヨーグルトが良いと聞けば、近所のスーパーで売り切れが続出したり、特定の製品や野菜が良いと聞けば、その商品の品薄が言われることもありました。

また、今年もそのような事が起こる予感です。

マイタケがインフルエンザ対策に効果的との報告がなされました。

今年のインフルエンザの流行は、早く、もう一段階を経ている地域もあります。

今年のインフルエンザワクチンは、従来の3種混合から4種に増量されたこともありその効果も高まりを予測されます。

しかし、予防対策に効果的と言われるマイタケは「大雪華の舞1号」という品種で、どこにでもあるマイタケではないそうです。

みなさん、この名前をもう覚えたでしょう。

そして、スーパーに買いに行こうと思った人もいるでしょう。

「大雪華の舞1号」の効果への期待

このインフルエンザの予防効果は、インフルエンザワクチンを接種し、そのあとより1日70グラム毎日3ヶ月間摂取すると、インフルエンザの抗体が付くとされる研究結果を得ているようです。

安価に栽培されるマイタケという事で全国的に流通できるよう製品化される予定だそうです。

インフルエンザ治療の最新薬の登場も

インフルエンザは、予防ワクチンを推奨されていますが、接種しても発症したと言われることを耳にします。

インフルエンザのワクチンは、感染しても軽症で済むように接種を推奨されるワクチンです。

しかし、一度かかると数日間寝込むといった辛い疾患です。

その治療に新たな選択肢が開発されました。

発症後、内服により1日で状態改善を果せる新薬の登場です。

インフルエンザウイルスの増殖を抑制し、ウイルスを死滅させる作用があります。まだ、研究開発と中ですが、2018年に発売を予定される期待膨らむ新薬が開発されています。

知っておきたいインフルエンザ予防の最新傾向

医療職者に必要な認識や知識としてアメリカでの取り組みを紹介します。

除菌を徹底する事

インフルエンザ菌のみならず、病原菌は、湿った暖かい場所を好みます。

よって、トイレ、水回り、湿気のたまったリネンが筋の温床となることがあります。定期的に掃除、交換、除菌して清潔を保持する必要があります。

また、この時に換気を行い通気を良くすることも必要です。

電子カルテのキーボード、リモコン、ドアノブ、ベッド柵の除菌も必要です。

腸内環境の清浄化

免疫機能を高めることでインフルエンザにかかりにくい体質を実現します。

プロバイオティクスの多く含む食品を摂取し、体内から環境を整えます。

アルコールの節制

アメリカでは、アルコールの多飲で脱水症や睡眠障害を来たすと報告されているようです。

脱水症や睡眠障害は免疫機能を低下させ、インフルエンザや感染症にかかりやすくなると言われています。

また、感染から体を守る白血球の働きを弱めるとの報告もあり、飲酒を節制する事が言われています。

マスクの利用

まず、感染症やインフルエンザは飛沫感染や空気感染が主流です。よって、マスクにより菌を体内に取り込まない対策が必要です。

マスクを忘れた時は、誰かがくしゃみをしたり、自分がくしゃみをした際は、約10秒から15秒息を止めます。

そうする事で飛散した菌を吸い込まないことも効果を挙げられるとアメリカでは言われています。

砂糖の制限

砂糖は、白血球の働きを弱めてしまうという研究結果があるようです。

アルコールと同等のその作用があり、アメリカの医療機関では、風邪やインフルエンザにかかりやすい時期、医療職者は砂糖の摂取も控えることがあるようです。

まとめ

インフルエンザの民間療法は、毎年のように進化し、今年は「これ」と言ったように飛んで売れる商品が発表されます。

しかし、そのように対策されることもインフルエンザ予防に関わっているかもしれませんが、そのように何かに着目する事で、自然とインフルエンザにかからない生活習慣をしている事も予防に関わっていると思います。

よって、方法はどうであれ、インフルエンザにかからないように人々が予防対策し、インフルエンザを気にかけていることが感染拡大防止に関わっていると考えられます。

医療職者として、自分が感染源にならないよう対策し、予防に関心を向けている姿勢がこれから流行ろうとするインフルエンザ拡大防止に関わるのかもしれません。