医療を求める人々は、効果がある良質な医療を求めます。日本の医療制度は、国民是認が何らかの医療保険に加入し、必要な時に必要な医療サービスが受けられるよう構えられています。

しかし、診療報酬の改定や高齢化、医療の多様化により、財政がひっ迫していることは国民誰しも知っています。

しかし、これからもっと患者負担が多くなることが知っていますか?

これ以上医療制度に患者負担が加算されれば、必要な時に必要な医療を受けられり経済状況ではないと考える人もいるでしょう。

また、持病や慢性疾患を抱えた人々は、その負担が今後何年続くかと考えると、生きることへの悲痛をにじませます。

看護師として働いていも、自分で健康保険を払い、その税金が高いと給与明細を見て愕然とすることがあるでしょう。

今回は、これから改訂されようとする医療制度と患者負担についてまとめてみます。

初診料の一律化

診療明細には、初診料、再診料、検査、注射など、様々な事が書かれていますが、医療機関に勤務する看護師でも分からないことだらけです。

しかし、「○○円です。」と窓口で言われれば、言われたままに支払う事しかないでしょう。

その説明を貰いたい、どうしてそんなに払わないといけないのかと言っている人も見たことがありません。

その分からない診療明細ですが、初診料を一万円一律に徴収するという案が出ているようです。継続して医療機関にかかるような人は、特に若い世代の働く男女がいないでしょう。

急に風邪を引いて、インフルエンザになって、お腹の調子が悪くなってなどとい慮機関に受診する事があっても、高血圧で、糖尿病でなどと継続して医療機関にかかる若者はそう多くありません。

また、最近の健康志向により、中高年でも医者知らずという人々も増えている現状があります。

そんな人たちの負担増となる法案です。

初診料一万円となる医療機関

●特定機能病院に認定されている医療機関
400床以上の大病院で、大学病院や国公立病院、国の指定する医療機関が多く存在し、質の高い専門的治療や医療が施せる医療機関になります。

医療の研究開発を推進している医療機関で、がんや生活習慣病、救命医療などの人々の命に関わる治療と研究を行っています。

しかし、がんかもしれない、何か体調がおかしいと感じると、人間の心理として良い医療を提供される場所で、早期に異変を発見したいと訪れたいところではないでしょうか。

●地域医療支援病院に認定されている医療機関

かかりつけ医の支援病院ともなる200床以上ある医療機関です。

特定機能病院のように研究開発を率先して任されているわけではありませんが、質の高い医療と実践力ある医療機関で、民間の中小病院と連携して地域医療の先駆けとなる医療機関です。

都道府県知事が認定し、設備的にも、スタッフ的にも充実したと言える医療機関です。

この制度の裏側

これまでも、200床以上の病床数を持つ医療機関では、紹介状が無ければ特別料金を徴収できる制度がありました。

民間の中小病院でも診察ような疾患や怪我でも大病院の診断を仰ぐ患者さんが多く、必要な人に必要なケアを行うにくい状況を改善するために、負担金を徴収することで適正な患者さんが大病院に集まるよう仕向けてきました。

紹介による受診率は35%、初回なしの割合は60%を越える現状があり、円滑なサービスや業務の効率化の為にも、窓口負担を増加させようとする動きがあります。

待ち時間に関しても、こうして円滑化を図ることで減少させられると見込んでいます。

しかし、これにより患者負担が増えると言う事は医療機関受診を遠ざけてしまう事も考えられます。

医療費が高いから受診できない、受診したいけれど今回は止めておこうとする動きもみられ、状態が悪くなってからの救急搬送や、病気が進行してからや末期頃の受診に繋がる恐れもあります。

初診料以外の見直しも

入院患者さんの食事負担も増額されます。

アメリカでも同じように、入院患者さんの食費負担を増加したところ、食事代が払えないとの訴えや入院できないと言う患者さんも増えた実態もあります。

では、医療費負担を軽減するためンに患者さんに出来ることは何があるでしょう。

患者側になったときにできること

看護師自身も医療機関にかかることがあります。たまに医療機関を受診すると、「こんなに高いの」と驚くことがあります。

これくらいなら、病院にいかずに様子を見ればよかったと感じることもあるでしょう。

健康でも、かかりつけ医を持っておく

かかりつけ医を持っておくと、もし体調に変化が合って多く無病院にかかりたい時、すぐに紹介状を用意して貰い、予約をとることが出来ます。

しかし、いつも違い病院、その時々の対処をしていると、自分の身体を知って貰う事が出来ず、なかなか自分の状態を理解してもらえない事もあります。

よって、風邪や腹痛などで医療機関にンかかることがあるでしょうが、同じところを選択するのが良いでしょう。

ジェネリック医薬品の選択

医療機関にかかり、最近では院外処方となる場合が多いことでしょう。

医師に、ジェネリック医薬品でとお願いし、後発薬を選択すると、先発薬より安く同じ効果の薬を貰う事が出来ます。

もともと後発薬を処方してくれる医師もいますが、自分から言わないとそうして貰えない事もある為、薬の処方の説明時には、「ジェネリックで」と一言添えてみましょう。

まとめ

医療費の高騰は、人々の生活に直結します。

少しくらいなら受診しないでおこうと考えてしまいます。

しかし、それが手遅れの原因となり、命に関わる状況になりかねないので、その負担増が本当に必要なものなのかを検討して貰いたいものです。

医療機関に勤務していると、「どうしてここまで我慢したのか」と感じることも多々ありますが、この医療制度が原因と言う事もあり、患者さんを責めることもできません。

看護師として、患者さんをケアする時、出来る限り早期に受診して貰って、早く日常に戻ってほしいと思い医療活動を行います。

自己管理、健康維持、増進により医療機関にかからない身体づくりが求められる世の中なのでしょうか。