看護学校の思い出と言えばやっぱり病院実習ですね。

看護学校では期間の長い短いの差はあってもすべての診療科の実習を行います。内科や外科、小児科などの実習は数週間の期間になることもあります。

耳鼻科や眼科皮膚科なども一通り実習はありますが、病棟実習ではなくてそれぞれの科に1週間ずつの実習でした。なので、受け持ち患者さんはなく、実習のレポートも疾患の勉強やその日に見学したことのまとめみたいなものでしたので外来実習の時は嬉しかったですね。

実習は実習そのものよりそれに付随したレポート提出が大変なんです。病棟実習で受け持ち患者さんが決まるとまずその患者さんの疾患の勉強をしなくてはいけません。

実習初日を終えると学校の図書館は学生で一杯で、自分の患者さんの疾患の書かれた看護雑誌や看護学会冊子などを探します。教科書や刊行された本にも疾患のことは掲載されていますが、雑誌や学会発表の方が情報が新しく参考になるからです。そこから看護計画のヒントを得ることが多かったです。

実習の回数が進んでくると、友人の中には自分の受け持つ患者さんと似た症例の患者さんを受け持ったことがあると言って参考文献を教えてくれることもありました。

実習中は学校の図書館に何度も足を運びひたすら資料を探してレポート作りに励みます。毎日提出するレポートがあるので実習で疲れて帰っても夜中遅くまでレポートを仕上げる日々が続きます。

実習は複数の病院で行うので時には家から遠い場所まで通わなくてはならずその点でも大変でした。遠くから通っていた友人は実習時間に間に合うように始発に乗って病院に行っていました。

朝早いので前の晩に仕上げられなかったレポートを朝の電車の中で急いで仕上げたというときもありました。実習の間は毎日緊張と疲れと眠気との戦いだったように思います。

当時はレポートを仕上げることに追われ大変な思いしかなかった病院実習ですが、やはり看護師になってからいろいろな場面で役に立っていると実感します。

看護学生の皆さんは大変でしょうけど一人前の看護師になるために是非病院実習を有意義に過ごして実りあるものにしていってほしいと思います。