腸内環境を整えると、アレルギーや免疫機能の増進に繋がると言われています。

私の知っている医療機関では、栄養に関するスクリーニング調査を行い、腸内環境に問題があったり、排便障害を来たしている患者さんに対し、オリゴ糖の摂取や腸内環境を整える為の栄養指導や食事内容を変更し、そこから体質改善や体内環境へ介入する取り組みを行っているところがあります。

そうする事により、自然治癒力を高めたり、栄養の吸収や排泄を整え、回復力や免疫力を高められるよう支援していました。

近年増加している認知症ですが、ここにも腸内環境が大きく関わっていることが調査結果により解明されています。

では、認知症と腸内環境についてまとめてみましょう。

認知症患者の現状

先進国での高齢化により、どの国においても認知症が社会問題となっています。

日本だけではありません。

諸外国共に、医療の発達や予防医学、治療医学等の発展により病気を予防すること、治療し回復させる力が高まり、救命率や治癒率の増進、寿命の延長などにより、人々の命は長いものとなっています。

そうして起こった事態が、認知症の増加です。

WHOによると、世界の認知症患者さんは3500万人と言われ、20年ごとに患者数が2倍となっていると発表されています。

日本でも、現在約500万人の認知症高齢者がいると言われており、認知症予備軍を含めると約850万人に上ると言われています。

若年性認知症という65歳以下の認知症患者さんも少しずつ増加し、早ければ30歳代や40歳代の発症も発見されています。

認知症は、脳の老化によるダメージと思われがちですが、脳細胞の編成により年齢関わらず発症する事を知っておかなければなりません。

認知症と腸の関係

足は、第二の心臓と言われていますが、腸は第二の脳と言われています。

腸が汚れると、免疫機能の低下、アレルギーの発症、血流の低下、精神機能の低下、生活習慣病リスクが高まると言われています。

また、認知症は、生活習慣病に起因すると言われ、特に糖尿病や高血糖、高血圧や動脈硬化を有する患者さんの発症率が高いと言われています。

腸内環境に問題があると、血流低下、栄養吸収の低下、全身へのエネルギー供給や新陳代謝が低下します。

よって、脳への充分な栄養と水分を生き渡せられなくなり、脳細胞の活動を低下させ認知症へと導かれると言われています。

その為に大切なことは、若い時期からの生活習慣病予防と生活習慣病罹患者の早期治療と状態安定化を図ることです。

これは、認知症を発症してからでは遅いと言う事で、生活習慣病の早期発見、治療開始、状態安定させ、腸内環境を良好に保ち、全身状態を良くすることで認知症の発症予防をすることが大切という事です。

健康寿命と腸内細菌

健康寿命とは、要介護状態や寝たきり状態にならず、自立して生き生きと暮らせる期間がどの程度有るかという事で、自分の思い通りの生活が自分らしく生存できる期間を言います。

何を食べ、どのように暮らし、自分らしい生活を維持するために何をしているのかという事が大切です。

また、これからその生活を維持するために、自分はどのように暮らし、どのような生活をしたいかという事が頭に無ければその生活を維持する事ができません。

このようなことは、認知症になれば考えることも実現する事もできません。

最近の研究結果で、健康寿命が腸内細菌の働きにより左右されると言う事実が得られています。

人の体は、60億個の細胞で構成されると言われています。

この細胞を活性化させ、若返らせる為には、健康な町が必要と言われています。

腸内の常在菌である善玉菌を増やし、健康を維持、改善させることが脳細胞に与える影響は高いものと言われています。

身体が健康という事は、脳のダメージも少ない、脳の状態も良好という事を指すと言う事です。

栄養や酸素、エネルギーを充分に蓄え、老廃物や排泄物を正しく排泄し、体の状態を清浄に保つことが認知症予防に繋がると言う事です。

腸内環境改善に必要な栄養

ビタミンやミネラルが身体に良いことは分かっているでしょう。

ビタミンの合成が腸で行われています。

ビタミンB6やビタミンB12は、脳細胞に働き、脳萎縮を予防すると言われています。

アルツハイマー型認知症は、脳萎縮を原因とする疾患で、この予防と進行予防には、ビタミンB群が重要と言えます。

また、高齢者に多いうつ状態の改善にもビタミンが重要で、人はストレスを感じるとビタミンを破壊しストレスコントロールを行います。

よって、ストレスを感じるとビタミン消費が急速に始まります。

それを補い、身体に必要なビタミンを保つためには、野菜や果物、海藻や穀物などに含むビタミンを意識して摂取する事が必要です。

顔色=腸内環境、そして看護師の生活

顔の色や艶、状態は腸内環境を表す思いわれています。

肌荒れ、くすみ、しわ、染みの多い人は腸内環境が荒れているとも言われ、肌つやがよく綺麗なきめ細やかな肌は、腸内環境も良好な場合が多いそうです。

腸内環境の悪化により排泄物や老廃物が貯留した人々は、その貯留物から発せられるガスや活性酸素により細胞を破壊し全身状態、引いては脳細胞の破壊を進めているとも言われています。

看護師の仕事は、夜勤や不規則勤務、激務、過労、ストレスの多い職業です。

排便障害を気にしている看護師、肌荒れに悩む看護師、ストレスやイライラに悩む看護師が多くいます。

このような看護師の方々も要注意です。

腸内環境が悪化していることが考えられます。

では、看護師の全身状態の改善と認知症予防、細胞修復におけるアンチエイジングについて考えてみます。

アンチエイジングとは

加齢による老化現象を予防し、美容や健康を全般に改善させることを指します。

夜勤明けの化粧がのらない、肌がくすむ、ストレスを感じる、疲れが取れないと言われることがよくあります。

自分自身、夜勤をした後は年々疲労度が増し、若い時にはそのあとに買い物やお出かけが出来ていたものの、家に帰りだらだらと過ごさなければ次の活力がない、休んでも疲れが取れない事もありました。

では、アンチエイジングにより細胞と体内環境の改善を図りましょう。

酵素の摂取で細胞に若返りを

細胞にダメージを与える活性酸素を撃退するには、酵素の摂取が重要です。

生野菜や果物のフレッシュジュースや木の実やナッツ、ドライフルーツに良く含まれる酵素を摂りましょう。

美容サプリメントなどにも凝縮された酵素ドリンクなどがあります。

このような簡単に酵素が摂取できる食品や製品を利用する事も良いでしょう。

保湿と肌対策

紫外線が細胞の分裂にダメージを与えることはご存知でしょう。

細胞が破壊されるとがんになりやすくなったり、疲労感の蓄積や老化促進に繋がります。

腺がんにより肌を再生させること、そのあとの保湿ケアにより肌を守り、乾燥させない、潤いを保つことも必要です。

優雅な気持ちでゆったりと、肌パックをしたり、加湿による肌ケアを行う事は、体(肌)を改善させるだけではなく、心までケアを行える結果となります。

よって、自然と心の解放、ストレスケアを行うことにもつながり、肌対策の大切さを感じます。

まとめ

腸内環境を整えることがアンチエイジング、認知症予防に繋がることが分かりました。

看護師の仕事は、ハードでキツイ仕事です。

そのストレスにより身体の多くの細胞が今もダメージを受けています。

その回復と修繕の為に、心と体のケアが急務です。

身体に良いのもを食べ、吸収させる腸内環境を整え、全身に必要なエネルギーを生き渡せることがアンチエイジングや脳の老化予防、認知症予防に役立つと言えるでしょう。