子供が少ない、少子高齢化社会と言われる今、子供を産みたい女性や夫婦が産科不足により産めないという現状もあります。

近くに産院が無いので安心して妊娠や出産が出来ないと言うケースが後を絶ちません。

また、医師のみではありません。

看護師や助産師も不足状態にあり、産院が継続できないという状況もあるのです。

分娩予約が取れない「お産難民」と呼ばれる問題です。

ようやく分娩予約がとれた妊婦さんの70%以上が車で15分以内の参院での出産を希望している現状に対し、実際は30分以上を越えるという状況が12%を越えると言うアンケート結果があります。

また、生活区域に出産施設が無いと回答した人は、回答者の3人に一人という結果になっています。

このような現状に対し、医療現場では、医師に頼ることなく看護師や助産師が率先してその専門性を発揮し、助産師外来や看護師専門外来にて正常妊娠や分娩に対し対策している現場もあります。

看護師や助産師が、自らの専門性を活かし、妊産婦に助言や相談、検診を行い、効率化を図ると言う事です。

では、看護師や助産師が対応している専門外来についてまとめてみます。

専門外来

母乳外来

母乳マッサージや乳房ケアにより、母乳育児の推進や母乳育児の管理を行います。

助産師外来

妊娠生活と出産がより良いものとなるよう一人一人に保健指導を行います。

妊娠期の不安や悩み、出産や分娩に対する説明や情報提供により不安を軽減し、自分らしいお産が出来るように支援する外来です。

不妊外来

不妊カウンセラーや体外受精コーディネーターによるカウンセリングや相談、情報提供を行います。

不妊で悩んでいる人々に対して、妊娠・出産や不妊に関する適切な情報提供を行い、最適な不妊治療を選択することができるよう支援します。

看護師のスキルアップ:助産師資格

看護師のスキルアップとして、現在不足している助産師への資格チャレンジも良いのではないでしょうか。

その人らしいお産をサポートする専門資格で、お母さんと赤ちゃんを専門的見地から守ることができます。

そして、正常経過の妊産婦であれば、自分自身がお産をコーディネートし、新しい命を取り上げる任務も遂行できる魅力的な資格です。

看護師資格だけではできない、お産のプロと言える資格です。

助産師になるには

看護師専門学校や看護系短期大学や看護系大学を卒業後、看護師国家資格を取得し、指定される助産師専門学校で1年以上除さんに必要な知識を学び、臨床実習を経て実践的な技術を身につけ、助産師国家試験を受験、合格しなければなりません。

4年生大学では、看護師養成課程において助産師要請カリキュラムを計画している学校もあり、その過程を修めれば、大学修了時に看護師国家試験と助産師国家試験を同時受験し、合格する事で両方の資格を取得出来ることもあります。

しかし、この場合、看護師国家試験に失敗すると、助産師国家試験に合格しても資格の付与には値しません。

また、助産師は女性のみの資格です。

合格率的には、90%以上が合格し、真面目に勉学をしていれば合格し易い資格です。

助産師資格は人気のある資格で、平成24年には3万人を越える助産師数となっています。

出産や妊娠に興味を持つ若い医療職者が増加し、20代の助産師が5000人以上に急増しています。

まとめ

少子化と言われる中、産める医療機関が無いと言う現状を何とかして貰いたいものです。

新たな命をこの世に安心して産める世の中になってほしいのもですが、看護師として、産科医療に挑戦してみることも新たな刺激となるかもしれません。

また、スキルアップとして助産師資格の取得にチャレンジしてみても良いのではないでしょうか。

助産師の資格があれば、自分で産院を開設し、専門的知識を持って妊産婦さんのお産コーディネートもできます。

また、産科医療に携わる看護師でも出来る資格としては、不妊カウンセラーや認定資格の取得の道もあります。

世の女性が安心して子供を産めるように、看護師の見地から相談助言ができればより一層の遣り甲斐と達成感があるでしょう。