糖尿病予防について考えたことがありますか?

自分自身、不規則勤務で偏食傾向の看護師、家族が糖尿病予備軍と健康診断で言われているという方もいるでしょう。

何より大切なことは、糖尿病にならないこと。

ならない為の方策を知りたいはずです。

患者さんに対して指導をしているような看護師でも、自分自身が実際しようとなると「出来ない」「難しい」という方もいるでしょう。

糖尿病を予防するための、保健や医療的な取り組みで発症を4割減少させることができると言われる結果があります。

では、どのような方法で糖尿病を予防し、看護師に出来ることは何でしょうか。

糖尿病予防の取り組み

これは、京都府で行われている取り組みです。

糖尿病予備軍と言われる人々を対象に、予防についてのアドバイスを電話で継続して行うと言う事です。

親身な支援や気に掛けられている喜び、安心が患者さん自身の心に働きかけ、予防への関心や意欲を高めたと言う事です。

糖尿病患者さんに対する医療費は、年間1兆円を越えると言われています。

特に、二型糖尿病は生活習慣が原因となることが多く、患者さんのやる気や関心により改善、予防出来ることが分かっており、そこに支援や援助を行う事で医療費の削減にもつながると言われ期待されています。

糖尿病予備郡は、日本国内に1100万人と言われ、生活習慣の改善で回避できると言われています。

保健師たちが電話で15分から20分生活指導を行い、どうすべきかを共に考えることで予備軍とされる各種検査データの改善を認めたと言う事です。

では、看護師の保健指導について考えてみましょう。

特定保健指導とは

平成20年より特定保健指導や特定健康診断による生活習慣病予防や早期発見治療への取り組みが始まっています。

生活習慣病を予防するために、40歳から74歳までの人々を対象に、メタボリックシンドロームや生活習慣病、バイタルサイン測定や生理学検査、検体検査等を行います。

その結果により生活習慣病になりやすいと診断された人々を対象に、個別面談やグループ指導を行い、生活習慣改善のための指導や教育を行います。

実施者

医師、保健師、看護師、管理栄養士など、保健指導の気英検者や専門知識や技術を持った人材です。

面接や実施計画の作成、実際計画した生活改善を実施し、その評価、実施出来る目標や計画かどうかをアセスメントします。

また、三カ月以上の継続した積極的支援により糖尿病予備軍をその危機から救います。

保健指導の目的

生活習慣病の確定診断を得ない為に、検診結果を理解し、自分の身体に起こる変化を捉え、自分自身のこれまでの生活を振り返り生活習慣を改善しようとする意識を高めます。

また、積極的指導により自分自身がどのように変わるべきかを知り、その方法を実践出来るよう支援します。

看護師の役割

保健指導事業の統括者にはなれませんが、保健指導に関わることはできます。

運動療法、栄養指導、規則正しい生活をする為の教育や、禁煙、禁酒などの方法を指導し、また、必要であれば禁煙外来や糖尿病外来などを紹介する等の支援を行います。

そして、相談と不安や疑問の質問を受け付け、その方が実践出来る生活改善方法を患者さん自身と考えます。

社会的立場や生活状況、年齢や家族構成など様々な状況が異なる患者さんに対し、個別性ある支援を考えます。

まとめ

誰しもかかりたくないのが生活習慣病です。

しかし、自分の好きな時に好きなものを食べ、好きな生活スタイルを選択したいと言うのも本音です。

そこで医療職者、看護師が正しく指導し、患者さんになりえる糖尿病予備軍の人々に対しウェルネスを高められる支援が求められます。

一人一人の人生や生活を考える、引いては国の医療費を削減し、元気な人々を増やすことにもつながる魅力的な仕事が保健指導ではないでしょうか。

患者さんの身になり、どのような方法が最も適切か、守ることができるかを考える為に、糖尿病認定看護師の道も、スキルアップの一つの手立てです。