生活習慣病にかかる人々が増えている中、「エゴマ」の成分が脂肪肝に有効とされる研究結果が発表されました。

飲酒している人々に多いと言われる脂肪肝ですが、飲酒していないのに脂肪肝になってしまった患者さんに「エゴマ」に含まれる成分が有効であることが判明しています。

では、エゴマ成分と効果とは、どのようなものでしょうか。

エゴマ成分と脂肪肝

脂肪肝のあるラットを対象に、エゴマの中に含まれるポリフェノールの一種「ルテオリン」を摂取させ、摂取したラットと摂取しなかったラットの肝細胞内の脂肪を測定したところ、10%減少、炎症を起こした肝細胞も45%減少しました。

非アルコール性の脂肪肝患者は、日本人の食生活の変化から年々増加し、この郡の脂肪肝患者の方が肝硬変や肝がんに進行するリスクが高いと言われています。

ルテオリンの抗酸化作用が肝細胞の炎症を抑えたとの研究結果が得られています。

積極的に食事に取り入れることで脂肪肝の予防や進行抑制に繋がる可能性があると言われています。

脂肪肝とは

肝細胞に中性脂肪が溜まり、肝臓が肥大した状態を言います。

肝細胞が脂肪でいっぱいになると、肝臓内の血管が圧迫され肝臓機能が低下します。

そして、早期では自覚症状が無く、検診等で指摘されることが多いですが、進行すると疲労感、倦怠感を呈します。

40歳代から50歳代の男性に多いと言われ、飲酒や肥満、糖尿病等の生活習慣病に合併する事があります。

脂肪肝の治療法

基本的に、飲酒している人に対しては、禁酒とします。

禁酒すると、基本的に3カ月以内に肝臓機能は回復します。

肥満患者さんに対しては、食事制限を行い、高たんぱく、ビタミン摂取を促し食生活改善を指導します。

また、運動療法により適正体重に戻すよう指導します。

糖尿病併発の場合は、血糖コントロールが重要となります。

(運動指導)

嫌にならない、無理をしない運動を指導します。

長期的に、継続して行わなければならない運動慮法は、患者さん自身のウェルネスが重要となります。

よって、10分でも小分けにでも運動が継続できるよう運動指導を行います。

(禁煙指導)

有害物質を含む煙草は、生活習慣病の悪化を来たします。

脂肪肝により押しつぶされた肝臓血管は、喫煙による血管収縮効果でより血液循環が低下し、ダメージを来たします。

よって、禁煙する事が重要です。

(食事指導)

脂肪制限により、脂肪肝を撃退します。

油を使った食事を少なくし、ゆでる、蒸すなどして油を使わないよう調理に工夫します。

また、塩分は一日9グラム程度にとどめ、塩を使用せず、出汁や香味を使用し味付けを工夫するようにします。

高血圧や動脈硬化による肝臓へのダメージを軽減するため、塩分制限も必要です。

また、脂分の吸収を抑えたり、コレステロール値を抑えるために肉より魚、野菜摂取を促しましょう。

魚にも脂分はありますが、DHAやEPAは、血液をサラサラにする効果があり、身体の代謝や血液の状態を良くします。

(飲酒指導)

適量の飲酒は、血液循環を良くし、身体に良い効果をもたらしますが、肝臓機能低下を来たしている場合は、禁酒も必要となります。

肝臓の状態により、飲酒を控える、辞める必要があります。

(ストレス対策指導)

ストレスは、身体の健康を阻害します。

また、闘病意欲も低下させ、セルフケア能力を低下、意欲減退を来たします。

よって、自分に合ったストレスコントロールが必要です。

また、ストレスは肝臓機能をも低下させます。

肝臓にしっかりと栄養と酸素を供給し、肝臓へのダメージを軽減するためにも休息と休養、ストレス対策が必要です。

まとめ

実は、やせている看護師さんでも脂肪肝を言われることがあります。

また、看護師さんは肥満傾向な方もいます。

そのような方にも脂肪肝の方が多くいます。

何故かと言うと、看護師と言う仕事はストレスが多く、不規則な生活から栄養状態が悪かったり、規則正しい生活を送りにくい状態であることが原因と言われています。

よって、脂肪肝について他人事ではないかもしれません。

自分自身の健康にも注目し、生活習慣病、脂肪肝予防、健康維持や回復について考えてみましょう。