歯周病が生活習慣病に与える影響が重大視され、歯科治療や歯の衛生が改めて大切であることを再認識される昨今、知覚過敏は歯周病の入り口として予防、治療されるようになりました。

知覚過敏に対する認識は不十分で、人々の生活習慣が密接に関係していることが発表されました。

人々は、80歳でも20本の健康な歯を維持したいと「8020運動」を行ったり、広島大学の研究、製品化した「8020ヨーグルト」の存在が知られていることでしょう。

では、歯に対する正しい理解と、生活習慣の改善により歯の健康を保つ取り組みについて記載します。

歯の理解

歯は、三層構造を成し、外側からエナメル質、象牙質、歯髄から形成されています。

歯髄には、神経や血管が含まれ、エナメル質や象牙質により守られています。

知覚過敏は、歯茎の減退やエナメル質や象牙質の摩耗により神経が触れやすくなると発症すると言われています。

その治療や対策は、神経を鈍くさせる薬を用いたり、神経が通る管を固めたり、その管をふさぐことで神経を刺激しないようにします。

神経過敏の正体

歯茎が下がることによる神経過敏は、歯周病や歯磨きが原因と言われています。

強くかみしめ力を要するスポーツをしたり、仕事をしたりすることでくいしばりが起こることが原因となったり、ストレスが原因の歯ぎしりなども影響します。

また、良かれと思って行う歯磨きのしすぎも歯茎を減らす原因となり、歯磨きを行わず歯垢や口腔内の清潔が保持されない場合も原因となります。

そして、食生活が影響する事もあり、酢や酸っぱい食べ物に偏った酸性品を摂取すること、かんきつ類の多食、炭酸飲料もその原因と言われていいます。

有ってはなりませんが、歯科医師の技量不足により、詰め物がきちんとかぶせられなかった場合にも悪影響が出ることもあります。

看護師の歯周病も多く発見されています。

その原因は、過労や不規則な生活習慣、ストレス、食の偏りが原因と言われています。

では、歯科治療に関与する看護師に必要な知識や技術、特徴について記載します。

看護師と歯科治療

歯科医院に看護師が勤務する事はあまりありません。

歯科医院には、歯科医師、歯科衛生士、歯科助手が主に勤務し、看護師が関与する歯科診療には、口腔外科という治療かがあります。

口腔内のがんや腫瘍、顔面や骨格の骨折や怪我、口やあご周辺の皮膚の治療を外科的に必要な患者さんを対象に看護します。

虫歯や歯周病に対応する事もありますが、主に外科治療が必要な口腔内外の疾患に対応します。

口腔外科に入院する患者さんの多くは、自分のことは自分で出来る患者さんが多い特徴があります。

よって、診療の補助中心で、採血や検査、処置、検温等が主となります。

そして、手術後の管理や、患者さんの援助が必要な日常生活支援を行います。

手術により清潔保持が自分で出来にくくなった患者さんの介助や食事支援を行う事がありますが、それも時期に回復して補助が必要なくなる患者さんも多くいます。

そして、必要な知識としてブラッシングや口腔内の清潔保持に関する知識と理解、指導力を必要とします。

また、手術により会話が難しくなったり、開口制限をされた患者さんとのコミュニケーションについて考えコミュニケーション方法を考えたり、食事摂取について介入する知識も必要です。

その方の治療法や安静指示、術前後の状況を捉えニーズに合う看護ケアやコミュニケーション支援、精神的支援を行う事が必要です。

まとめ

あまり看護師として歯科医療に携わることはありませんが、総合病院や大病院での配置転換で歯科医療に携わるようになった看護師の戸惑いを聴いたことがあります。

まさか自分が勤務するとはと感じる看護師も多いと言う事です。

口腔内外、骨格、歯牙への治療により、治療前まで出来ていた食事や会話ができない患者さんが必要とする援助を考え、ストレスを感じない看護を計画する必要があります。

また、看護師にも多い歯周病や歯の不衛生も問題視されています。

歯周病が生活習慣病の危険因子となったり、体内環境を悪化させる要因となることが言われています。

看護師や看護をするという事は健康でなければできませんし、不健康な看護師に看護されても患者さんは癒されません。

歯の健康を維持、増進し、身体の環境を良いままに健康的に看護できる存在である事も看護師に必要な要素です。