看護師に多いと言われている睡眠障害ですが、その背後に潜んでいる疾患として心身症やうつ病の発症が関連していることがあります。

しかし、看護師になりたくてやっと看護師になれた人々は、仕事に没頭し、心身の疲弊をものともせず尽力します。

気付かぬうちに疲労やストレスが溜まり、いつの間にか睡眠薬に手を出すようになります。夜勤、不規則勤務、過労をこなすためには、薬の力を必要としてしまいます。

特に、新人看護師の1年以内の退職は全体の1割とし、その原因の多くは精神的ストレスや心身症、リアリティショックによる精神症状などと言われています。

たった一回と思って内服した睡眠薬がいつの間にか常用となっている看護師も多くいるようです。

看護師が睡眠薬を飲むきっかけ

  • 過労でしんどすぎて眠れなくなった
  • 仕事でショックやミスをして眠れなかった
  • 仕事が気になり不眠になった
  • 仕事が気になり不眠になった
  • 受け持った患者さんが気になり眠れなかった
  • 夜勤にあと、ぐっすり眠りたかった
  • 仕事がストレスで眠れなくなった

看護師が睡眠薬を飲むようになったきっかけは、過労、ストレス、不規則な勤務形態にあるようです。

初めは、一回きりと思って飲み始めても、睡眠薬の常用性という副作用や、精神的安定を得るために飲まざるを得ない、次の日に仕事が出来るように休むには睡眠薬を飲むしかないという状況になったという声があります。

このように睡眠薬を使用した看護師は、インシデントやアクシデント、患者さんの状態悪化や死に直面した日には、特に睡眠薬が必要となってしまうようです。

睡眠薬を使用しないための対策

なるべくなら睡眠薬を使用しない方がよいことはどの看護師も分かっていることです。常用性や常習性、また耐性がつき、飲まなければ寝れない、もう少し強い薬ではないと効きにくくなったという事もあります。

睡眠薬を使用しなくて済む方法を習得したいのが看護師の本音ではないでしょうか。

夜勤の後の過ごし方が重要

夜勤の後、すぐに眠って体を休ませたいと誰しもが思います。

しかし、この対処が睡眠障害の入り口です。

人間は、夜に寝て昼に活動するように作られています。夜に仕事をしてしまったことは仕方ありませんが、そのあと、睡眠をとることが不眠の原因、体内時計の狂いの原因なのです。

出来れば、その日はいつも通り活動し、夜にしっかりと眠る事で体内時計を正しい状態に保つ方法があります。

また、これが難しい場合は、夜勤の後少しの休息で我慢し、その後通常の生活を送り、夜間に寝ます。

人間は、1日眠らない事は何とかなるようです。しかし、中途半端に寝て起きて、そのリズムで生活する事が睡眠障害の原因なのです。

よって、夜勤の後のだらだらとした生活を辞めてみることをお勧めします。

ストレス発散が重要

人間、ストレスが無いことは人格崩壊に繋がるそうですが、ストレスばかりであると心身の健康を害します。ストレスを無くすことはできませんが、ストレスを解消する事は出来ます。

楽しみ、喜びを感じられる事を見つけ、我慢しない時間を作ることが大切です。

怒られた後、夜勤の後、疲れた後など、美味しいものを食べて幸せを感じたり、自分にご褒美を買っても良いでしょう。ドライブや旅行、散策に出かけても良いでしょう。

仕事を考えない時間が重要

鬱や睡眠障害を抱える看護師の原因として、完璧主義や気にしすぎという性格があります。

責任感が強すぎて仕事が気になってはいませんか?今、仕事を気にしても対処は出来ません。

自分の頭と身体を休めることが次の良い仕事に繋がります。よって、仕事が終えた後は仕事を考えないという努力をしましょう。

自律訓練法が重要

自律訓練法を知っていますか?

自律神経を整える方法で、瞑想などと同じたぐいで、自分の心身の安定を図ります。横になり、深呼吸をしながら自分の体と呼吸を感じます。

息がゆっくりになってきた、手が重くなってきた、足が温かくにってきたなど決められた方法で、自分の心身を落ち着けます。自律訓練法をマスターし、過剰になった交感神経を落ち着ける療法を自分で取り組んでみても良いでしょう。

まとめ

もっとも睡眠障害になる原因は、夜勤ではないでしょうか。しかし、看護師をするのであれば必須要件とのなるのが夜間勤務です。

薬漬けになりたくない、睡眠薬の常習者になりたくない、また睡眠障害からうつ病や心身症などの精神疾患になりたくないのは、どの看護師も同じことでしょう。

その対策や予防法を知り、楽しく明るく看護師生活を送りたいものです。