皆さんが現在の職場に行く際は、ご自分で診療科を選択しましたか?

施設によっては、配属先の希望が必ずしも通らないことがあります。

希望通りの人も、そうでなかった人も、形成外科ならではの問題で辞めたいなと悩んでいませんか?

これを読んで、新しい転職先を見つける参考にしてください!

お悩み別のおススメ転職先はコチラ!

形成外科はある意味特殊な診療科です。

それだけに、お悩みも様々な種類があると思いますが、代表的なものをいくつかピックアップしました。

患者さんの悲しみと向き合うのがつらいなら小児科へ

形成外科には、身体の機能的な回復を目指す人や、生活における質を向上させるためにやってくる患者さんが中心です。

それは疾患や事故などにより、外観や機能を損傷されている場合が多く、多くの患者さんは心に傷を背負っています。

そのため、傷の修復だけではなく、こころのケアも重要な看護業務の一つですよね。

そういった場面に向き合うことがつらく辞めたいと感じることはありませんか?

例を挙げると、事故で顔面をひどく損傷してしまい、将来を絶望視している若い患者さんや、乳がんで女性としての自信を失っている患者さんなどへの対応です。

その人の心の痛みがよく理解できるからこそ、とてもつらく感じると思います。

もし、このような心のケアを行うことを負担に感じ、辞めたいと思っているなら小児科への転職がおススメです。

もちろん子供にも心のケアはとても重要ですが、そこには両親が介入することも多く、一緒に対応することができます。

これは、とても心強く一人で抱える必要がありません。

患児と向き合う必要があるのは変わりませんが、これまでのような外観に関する心の傷について話し合うのは、患児本人よりも、両親と子供の将来について話す機会の方が圧倒的に多いです。

これまでの経験を上手く活かし、子供をサポートするための方法を両親に伝えることができるのではないでしょうか。

候補の一つとして考えてみてくださいね。

様々な疾患についての看護をしたいなら内科へ

上記で触れたように、形成外科はとても特殊な診療科で、限定された患者さんが来院します。

少しづつ、機能や外観を修復するような治療の専門性を磨くことはできますが、その他の医療行為や看護への興味を持つことはありませんか?

例えば、「自分は急変対応ができるだろうか?」や、「アセスメント能力が磨かれていない気がする」など、不安に思う人もいるかもしれません。

そのようなことで、辞めたいと考えているなら、内科に転職することをおススメします!

内科は実に多くの疾患を抱えた人がやってきます。

来院する理由は、内科的な問題でも、既往に複数の疾患を抱えていることも多く、総合的な視点で看護業務をする必要があります。

術後の管理こそないですが、それ以外の急変対応なども必要ですし、外科的な治療が必要と判断するアセスメント能力も求められます。

そういう意味で、内科はスキルアップに向いているマルチな職場と言えます。

看護師としての実績を積む上でも、有意義な経験になることは間違いないと思いますので、ぜひ検討してみてください。

別の専門性を磨きたいと悩んでいるなら精神科へ

形成外科の特殊性を身に着けたことで、もしかしたら専門性を高めることに特化した道を進みたいと考える人もいるかもしれませんね。

多くの看護師さんは、一般的な医療の経験を積むことで、広く浅く網羅することがほとんどです。

これは多くの疾患に対応することを求められる職務において重要なことです。

しかし、逆に何かについて特化した専門性のみを磨き突き進む道も素敵だと思います。

現在の職場での経験は十分だと感じ、さらなる専門性を目指し、どこに行こうか悩んでいる人は、精神科へ転職することをおススメします。

精神科は、これも特殊な診療科ですよね?

一般的な看護の知識だけでは対応できません。

患者への関わり方や、対応まで症状に合ったものが求められます。

また、精神疾患を抱えた患者さんは意外に多く、他の診療科に行った際にも、十分に経験を活かすことができる利点もあります。

そういった面でも、転職先の候補として考えてみてはいかがでしょうか?

形成外科勤務を活かせる職場はコチラ!

これまではお悩み別の転職先についてご紹介してきましたが、その他にも、これまでの経験を活かせるような職場はないでしょうか?

もちろんあります!

それは、ズバリ産婦人科です!!

特に婦人科では、女性特有の疾患ということで、出産や結婚にも影響することもあり、心のケアが必要なことがとても多くあります。

むしろ心のケアが主といってもいいかもしれません。

産科は疾患ではありませんが、ナーバスになっている妊婦さんの対応など、寄り添うことが重要です。

そこで、形成外科で傾聴や、寄り添うことを経験してきた方であれば、その対応を十分に活かすことができると思います。

合わせて疾患に対する看護を行う必要があるので、初めは勉強する必要があるでしょう。

しかし、産科も婦人科も女性専門の診療科なので、扱う疾患や症状が限られており、慣れやすい職場だと思います。

これまで、視野に入れてこなかった方は、これを機会にぜひイメージしてみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

ご自分の希望の職場は見つかりそうでしょうか。

不安を抱え、、辞めたいと思っていても、転職するには踏ん切りがつかないという人も多くいらっしゃると思います。

そのような場合には、まずは情報収集から始めてみてください。

可能性を考えるだけで、ワクワクしますし、心が解放されて辛さが軽減されると思います。

私も転職する前は、悩みに押しつぶされそうで、前向きに働けませんでした。

しかし、他の職場で働く可能性を自分なりに探し始めたころから、ぐっと負担が減りました。

みなさんも、悩みに押しつぶされないように、ご自分にあった転職先を探してみてくださいね!