メモ書きして、メモ帳へ!

とにかく、記録に残しましょう。教わったことはもちろん、先輩が使った暗号のような略語、薬品棚の薬品名、処置に使った物品などなど。「?」なもの全てメモして、後で調べて、できることなら清書。清書が無理なら、せめてメモ帳に書き写しましょう。

メモはしたものの、あのメモどこだったっけ?じゃ意味ないですし、指導する側からしたらメモを探す後輩を待つ時間ほど虚しいものはありません。

「覚えていられる」「このメモに書いたから大丈夫」なんてことは絶対にありせん!自分の脳みそよりメモ帳を信じ、謙虚な気持ちでメモと一緒に勉強しましょう。

想像力がモノを言う!

看護の勉強では、「具体的に想像すること」が何よりも大切です。

例えば、「手術後は血圧管理が大切です」と本には書いてあります。ふむふむ。と、読み流してはいけません!

  • いくつからが異常なんだろう?
  • 高いことの原因は?
  • 高いことによるリスクは?
  • 低かったら、どうだろう?
  • 報告したら、どんな指示が出るだろう?
  • 血圧の異常値を防ぐために、看護師ができることはなんだろう?
  • どのぐらいおきに測定したらいいだろう?

と、具体的に「?」を浮かべてみましょう。

厄介なのはこれら全ての「?」に万人共通の正解がないことです。術式により、患者さんの状態により、大体の正解があります。明確な正解すら、ないんです。

これらの「?」に、経験を積んで少しずつ答えられるようになることが看護師の成長と言えると思います。

想像、いや妄想せよ!

勤務中も上のような「?」を常に想像して勤務に臨みましょう。

  • いま急変が起こったら、まず何をしよう?
  • 救急カートはどこだっけ?
  • バイタルはどんな順番で測ろうか?

と、急変に迅速に対応する自分を妄想することで、おのずと次に勉強するべきことが見えてきます。

聞け!あの人に!

あとは、自分では解決できないと思ったらすぐ聞くことですね。意外と「聞きやすい人」と「納得できる答えをくれる人」は、違ったりします。

厳しい先輩ほど分かりやすく答えてくれる!なんていうこともあります。震えながらその人に頻繁に質問することで、距離も縮まるかもしれません。