平均月給の金額でおよそ30万円から35万円とねっていて、年収にすると400万円から450万円に及びます。年齢とともにキャリアも上がっていくとさらに収入も上乗せされることとなり、一般企業で働いている女性と比べてもかなりの高収入となります。

看護師としてのキャリアはかけだしであったとしても同じ年頃の女性よりは金銭的に余裕がありますから、友達と食事へ出かけるなどするとついおごるなどしがちです。

同じように軽い気持ちで衝動買いをするほか、やれエステだ習い事だとついついお金を使ってしまうところもあります。

インターネットショッピングのおそろしさ

インターネットの普及によって外へ出かけなくても買い物をすることができるようになり、オンラインショッピングですとクリックするだけでいろいろなものが手に入ります。

その場で現金がなくならないこともお金を使っている実感を薄めてしまうものであり、後になってクレジットカードの請求書を見て驚き反省し後悔するといったことも多くあります。

「おひとりさま」だからこその自己投資

20代も前半ですと、まだ将来のことまでそれほど深く考えることもなくお金を使ってしまいがちです。

それが20代後半から30代といったようになってくるにつれて次第にお金のやりくりも上手になっていき、後々のことも考えながらお金を使うようになっていきます。

買い物をするにしても衝動買いの類は少なくなっていき、習い事へ投資するとしてもあくまで看護師としてのキャリアアップにつなげるといった目的へ重きを置くようになります。

夏休みのように少し長い休暇がある場合、看護師ですと海外旅行へ出かけるケースが多いという傾向もあります。

結婚しているとなかなか自分の給料を自由に使うといったこともできなくなりますが、ある程度のキャリアを重ねてきていてなおかつおひとりさまということになると結婚よりも自分磨きを意識する女性は多くなります。

高収入で余裕もあると、結婚によって自由な生活が失われるのであれば自分のためにお金を使いたいといった考え方もあるのです。

お金が貯まらないなら、強制的な貯金から始めてみる

お金を上手にやりくりする上でもっとも手っ取り早い方法は、財形貯蓄でしょう。

毎月の残ったお金を貯金しようと思っていてもなかなかうまくいかないものですが、給料から強制的に差し引かれて積み立てられるということで確実に一定額は貯金されていることになるのです。

無駄な買い物を控える

少額の買い物

仕事が終わった後の買い物、特に夜勤明けのコンビニエンスストアとなればもっとも浪費してしまいがちな場所のひとつです。

疲れもピークで帰って食事の用意をすることも面倒だというときに立ち寄ると、お弁当だけでなくがんばった自分へのごほうびということでついデザートやお菓子なども買ってしまって結構な金額になってしまいます。

確かに毎日がんばってはいても、連日のようにごほうびをあげていては自分への甘やかしになってしまいます。昨日はデザートを買ったから今日は我慢するといったように、小さな金額であっても気をつけたいところです。

夜勤明けは無駄な買い物をしやすい

夜勤明けといえば疲れていて眠いはずでありながら、なぜかテンションは高くなってしまいがちです。

そのため金銭感覚が麻痺してしまい、いつもであれば絶対に買わないような金額の買い物をしてしまう危険もあるためショッピングそのものを控えているという人もいます。

大きな楽しみのためなら貯金できる!

看護師で普段からしっかり貯蓄しているという人の中には、海外旅行へ出かけるための資金を貯めているというケースが少なくありません。

日頃から溜まっているストレスを発散すべく純粋にリフレッシュしたいから、あるいは自分へのごほうびとして海外旅行をするために仕事をがんばるというモチベーションにもなります。

たとえば旅行をすると貯金もかなり減ってしまいますが、お金で買うことのできない貴重な経験をする機会が得られて次のモチベーションにもつながります。

大きな買い物にしても、毎日の小さなごほうびとは比較にならない満足を得ることができるでしょう。

あまりケチケチしすぎて心が貧乏にならないように注意!

誰でも浪費はしたくないながら、その一方で過剰に節約するような生活も望んでいません。

せっかく稼いだお金の使い道について大して記憶にも残っていないにもかかわらず、何も残っていないとなれば悲しいばかりです。

お金を貯めることや使わないことばかりを考えていることも心を貧しくしてしまうものであり、お金を使いたくないからといって友達とのお出かけや職場の飲み会などをすべて断っていれば声もかからなくなってしまいます。

お金は残るかもしれませんが、大切なものを失ってしまうかもしれないのです。