独身看護師が不安を感じやすい年齢

独身のまま看護師として仕事に打ち込んでいる場合、40代へ入る頃にはスキルも経験も十分なものになって一定のポジションとなります。看護師としてベテランの域に入っているのですが、その分落ち着いて自分の状況を見つめ直すことにもなります。

結婚して子どもがいる友達などが多くなり、出産することのできるタイムリミットについて意識するようにもなります。

体力の衰えなども心配であり50代にまでなれば仕事を生きがいとして割り切ることができるようにもなるのですが、30代から40代といった時期はおひとりさまの女性にとって精神的に不安定にもなりやすいのです。

人間関係の不安

独身看護師は年齢を重ねるにつれ、若いスタッフとの人間関係に不安を抱くことが多くなっていきます。

主任や師長などといったように順調なキャリアアップを重ねていくことができれば良いのですが、後輩が自分よりも先に専門看護師や認定看護師などの資格を取得するなどして活躍の場を増やしているような場合の人間関係が微妙になることもあるのです。

家庭があれば家庭と仕事を両立させることに苦労しているという状況もありますが、独身ですとそのような言い分も通用しません。不安を取り除くためにはまず看護師としての自分に自信を持って、チーム医療への貢献を普段から意識することが大切です。

結婚の不安

やはり看護師の職場は現在もなお圧倒的に女性が多いため、誰にでもよぎる思いです。特に同僚や後輩が次々に結婚していくような時期ですと独身である自分に劣等感も抱きやすく、出会いがあることを不思議に思ってしまうようなときもあります。

看護師にとって出会いの場は職場のほか知人による紹介、合コンといったあたりが中心になっていて職場結婚も少なくはありません。

同じように忙しい同僚も結婚することができているのですから、忙しくて出会いがないというばかりでなく自ら能動的に行動することも重要です。

結婚後の出産・子育ての不安

看護師が働いている職場は忙しいことが当たり前であり、夜勤や残業があることも普通です。働き続けながら出産や子育てをしていくことができるのかといったように、不安があることも自然です。

しかし、実際に子育てをしながら看護師として働いている人は多くいて、職場でも育児支援に力を入れる傾向があり院内保育園が完備されているケースも増えてきました。

妊娠や出産によって職場へ迷惑をかけてしまうというように悩む人もいるのですが、当然ながらおめでたいことですからしっかり理解と協力が得られるようにマナーを守れば必ず受け入れられます。

お金の不安

給料が比較的高く職業としても安定していますから普通に暮らす分には問題もないのですが、一生おひとりさまで生活していくことについては心配があります。

退職してから生きていくために必要な金額は独身ですとおよそ7,000万円とされていて、実際に計算してみて思わず途方に暮れてしまうということもあるのです。

健康の不安

看護師という仕事は多忙な上に生活時間帯も不規則なものとなりますから、時には体調を崩してしまうこともあります。そのようなときそばにパートナーがいないことは、つらさを感じる瞬間でもあります。

看護師としての経験があれば体調不良への対処などについて心配も少ないのですが、精神的な支えがないことは時に回復を遅らせることにもつながります。

健康上の不安があるときのためにも、日頃から親しくしている友達などに協力を頼んでおくことは大切です。

老後の不安

定年まで忙しく働いていたところ、定年退職をしてすることがなくなった途端に自分が1人であること実感してしまい不安にもなりがちです。

こういったことを防ぐためには、日頃から人とのつながりがとぎれないよう交流することが重要です。