看護師という仕事をしていると結婚したい気持ちはあっても現実的に状況が許さない場合、またまったく結婚する意思がないという場合もあります。独身であることは自由である一方、孤独でもあります。

独身の自由

おひとりさまで生きていこうという心づもりがかたまってしまえば気楽な身の上であって、まったくしがらみもない状態であるというように感じられます。

特に両親のけんかや離婚といった過去があると結婚に嫌悪感を抱くこともあり、扶養し守らなければならない家族もいないことで血縁のもめごとなども自分のことだけにエネルギーを費やすことができるのです。

独身の孤独

家族がいないことを割り切ってしまえば気の持ちようということにもなりますが、時にふと1人でいる自分にさみしさを覚えてしまうこともあるものです。看護師としての収入についても1人で生きていくことが不可能ではなくなり貯金するなり自分なりの使い道を自由に考えることはできるものの、多額の貯金にむなしさを感じることも時にはあります。

独身である孤独を埋める方法

自分磨き

何といっても看護師という職業で働いていくにあたり、スキルを高めていくことに打ち込んでいると日々も充実しているものです。

自分の専門としていきたい分野を見つけて認定看護師や専門看護師などといった上位資格を目指すほか、職場で管理職となることを目標にするなど努力していると孤独も感じることはありません。

プライベートの充実

自由な身であるという中で時間もお金も好きなように使うことができますから、いずれは結婚について考えるにしても独身でいる期間は人生の中で限られていると考えれば貴重な時間です。

習い事をするでもおしゃれをするでも、自分の資質を高めることのできる手段は無限にあります。

悩むも楽しむも自由

悩んでとことん考えることも、まったくの自由です。独身でいるうちしか、完全な自分だけの責任で悩むことはできません。

見聞を広める

時には思いきって長期の有給休暇を取得して旅行へ出かけることも、自分の幅を広げます。

旅先では好きなものを食べて買い物するなど、自分をめいっぱい甘やかしながらもあらたなことを吸収することは可能です。

スポーツをする

運動はリフレッシュにも適していて、身体を動かすことによって余計なことを考えるエネルギーをなくしてしまい悩まずに済みます。

ある種の運動療法ともいうことができ、上手にリフレッシュすることができれば孤独感もなくなってまた仕事へ集中することができます。

実家へ戻ってみる

どうしてもさみしいという場合は時に実家へ帰省してみることもひとつの手段であり親や兄弟姉妹、親戚の顔を見ることによって自分が孤独ではないと再確認することもできます。

いざ会ってしまうと結婚するようにうるさく言われるのではないかとも思いがちですが、時々は顔を合わせるようにしておくことで孤独感も押しとどめることができます。

友人との交流

学生時代の友人とも連絡をとってみると、同じように独身で看護師をしている人もいるものです。いろいろな人と話してみてそれぞれの状況について語り合うだけでも、孤独感を薄めることができます。

なかなか会うことのできない距離があるならば電話やメール、SNSなどといった連絡手段もあります。

本当の孤独にならないために気をつけたいこと

ずっと1人でいると孤独感から自分が嫌われているのではないかとも考えがちになり、悩みがあっても自分だけでかかえこむようになってしまいます。

できるだけ定期的に周囲と連絡をとっておくことで、万が一のことがあっても連絡がつきやすくなります。

普段から、何らかのつながりをつくっておくことは重要です。職場に親しい人がいないのであれば同じ看護学校や近所の人に加えて趣味を通した知り合い、インターネット上でもコミュニティを持つことは可能です。