看護師を妻にした旦那さんは、どんな感じなのでしょうか。

看護師の過酷さを理解する

■子育てや家事の分担
私は結婚後も夜勤のある交代勤務を続けていたので、夫は結婚して初めて看護師の不規則な勤務や仕事の過酷さの実態を理解したようです。結婚前は大変だと話には聞いていても、実感として感じることは出来なかったみたいです。

看護師の仕事を良く理解してくれたお陰で、仕事で家を空けるときも自分ができる家事をしていてくれたり、子供が出来てからも家事も子育てもよく手伝ってくれました。

看護師の妻を持つと心強い

■子どもが病気の時は安心
妻が看護師というのは、子供が病気になったり怪我をした時にとても心強いと言ってくれます。子供が高熱を出したり腹痛を訴えたりしても、看護師としての知識と経験で慌てることなく対処できるので安心して任せられると言われます。

実際の出来事…

今年初め、深夜に大学生の長男が突然腹痛を訴えて就寝中の私を起こしに来ました。薬を飲ませようと長男に詳しく症状を聞いたところ、下痢などの胃腸症状の腹痛ではない様子だったので横にさせ腹部の触診をしたところ、右下腹部に限局する圧痛があるようでした。

痛みはそれほど強くなかったのですが、すぐに虫垂炎を疑いそのまま車で5分の総合病院へ。検査の結果、虫垂炎との診断ですぐに抗生物質の点滴が開始になり入院しました。病院に行くのが早かったため、血液の炎症反応が上がりきる前に抗生物質を始めたので点滴後すぐに腹痛も収まり、数日の点滴で手術することなく退院することが出来ました。

この時も深夜に夫を起こすことなく1人ですぐに病院に連れて行き、朝になって「虫垂炎で点滴のために数日入院することになった」と連絡すると、「さすが看護師だね。自分だったらそんなに痛がってなかったら朝まで様子見てるところだったよ」と言ってちょっとビックリしていました。

日頃からいろいろな病気の人を見ているので自分ではいつものことと思って行動していることが、夫には頼もしく思えたようです。子供たちもちょっと具合が悪い時などすぐにどの薬を飲めばいいのか、と聞いてきます。

家族から頼りにされるのは嬉しいことですね、これからも看護師の目で家族を見守っていきたいと思います。