山梨県の行政保健師求人と採用対策

市町村保健師

面積の8割が山地で占められている山梨県は、可住面積でいうと全国でも45番目であり甲府盆地以外は大規模な都市部も形成されにくい山岳地域であることから、市町村保健師の募集も限られています。

求人はやはり甲府盆地内の市町村に集中していて、競争率もかなり高くなっています。採用人数も少ないため、試験に合格して保健師として働くまでは困難な道のりです。

平成26年度では、甲斐市、上野原市、富士川町、早川町、笛吹市、富士吉田市、甲州市で若干名、保健師の募集がありました。

保健所保健師

現在、山梨県内では75人程度の保健師が活躍しています。

配属先は山梨県庁内の長寿福祉課や障害福祉課、医務課、健康増進課、職員厚生課、福利給与課であり、保健所や児童相談所、女性相談所、精神保健福祉センターなどは出向機関ということになります。一旦保健所に配属されたとしても、3年程度のサイクルで異動もあります。

実際は本庁で20人前後、出向先で55人前後が県の健康問題を担っており、これはかなりの少数精鋭であると言うことができます。やはり県の大部分が山間部であるということもあり、人口も少ないことが理由のひとつです。更に、保健師の数が少ないということは、募集求人に対して多くの応募があり競争率も高いということです。

給与面の安定や待遇の良さから長い期間に渡って勤務する人が多いため、枠がなかなか空かないということは他の都道府県とも共通しています。

衛生関係や精神関係、心理関係などの資格を取得しておけば、採用選考のプラス要素となります。

病院保健師求人と採用対策

山梨県における病院保健師求人は、甲府市を中心として甲府盆地内に集中しています。市立甲府病院や甲府協立病院、山梨県立中央病院、国立病院機構、甲府病院などといったように100床以上の大きな病院が多くありますし、隣接する笛吹市や山梨市、韮崎市などにも規模の大きな病院はあります。

しかしながら、山梨県の病院で保健師求人が多いとは言い切れません。甲府エリアを除いては、求人数も大幅に少なくなります。

求人情報を見ると採用条件として経験者を優遇する、臨床現場経験として一定期間を求めているといったことが明記されている場合もありますから、しっかり確認しなければなりません。

新卒で採用される場合もありますが、やはり経験者は即戦力!圧倒的に有利です。資格を取得することも大切ですが、現場経験を積む必要もあります。

大学、学校(養護教諭)求人と採用対策

山梨県内には私立の中学や高校が20校弱、大学は山梨県立大学や山梨英和大学、健康科学大学、都留文科大学、身延山大学などがあります。養護教諭として働くためには、保健師資格以外に教員免許(養護教諭免許)も必要ですが、私立に関しては学校の採用試験に合格すれば保健師として勤務することが可能です。

ただ山梨県で学校保健師の求人はほとんど見かけることがなく、勤務条件が良いために求人を公にせず、保健師求人サイトなどで非公開案件として扱っている場合がほとんどです。学校側でも、関係者からの紹介を受けて採用するというケースが少なからずあります。

産業保健師求人と採用対策

山梨県に本社を置いている企業は少なく、富士山の澄んだ水や水はけの良い土壌は農地として適しているため大きな工場はあまり見られないのです。

中央市にあるよっちゃん食品工業、甲州市にあるサッポロビールなどといった有名な企業で産業保健師の募集が行われている場合はありますが、他にはほとんどありません。

その他求人と採用対策

山梨県で比較的保健師を対象にしている求人が多い職種としては、治験コーディネーターが挙げられます。

地元で仕事をするよりも、甲府市内の病院や首都圏へ出て勤務する場合が多くなっています。中央本線から首都圏へのアクセスも悪くないため、通勤圏内として見なされているところがあるのです。

また、特定保健指導員の求人も多く、全国展開をしている全国訪問健康指導協会、ベネフィットワンによる募集が大部分を占めています。