20代 女性
初めてツアーナースの仕事をした時は、かなり緊張して体力が残らなかった覚えたあります。幸いひとりではなく、2名での勤務だったため、先輩看護師からいろいろ教わりつつ、仕事を無事終えることができました。
それで自信がついたのか、場数を踏むうちにコミュニケーション能力が磨かれた気がします。ちょっとした言葉の変化から参加者の皆さんの体調を把握しやすくなって、重宝されるようになりました。
特に小さなお子さんの怪我を処置して、お礼を言われた時にはツアーナースの役割は本当に大切なものなのだと実感できたものです。
世話好きの方にお勧めの仕事なのは本当のようで、スキルを磨きたい人向けの仕事だと思います。
私のように未経験から始める人は、研修システムが充実しているところ、先輩ナースがついてくれる2名以上の求人がお勧めです。もし失敗しそうになってもフォローしてもらえるのが大きなメリットとなっていて、未経験でも然程心配がいりません。
20代 女性
ツアーナースとして勤務するナースの声として、一番楽しい仕事は修学旅行です。特に私立の中学、高校はいろんな場所を選び、時には海外ツアーナースとして修学旅行に付き添うこともあって、旅行好きにはたまらない仕事となっています。
同じく学校関連で、部活の合宿、遠征に参加することもあり、それほど年の違わない元気な中高生たちと触れ合うのは良い刺激になります。公立と私立の学校で給料が大分違うという特徴があって、やはり私立の方が給料が高く、行き先が充実しているのでお勧めです。
病院勤務では絶対に味わえない刺激がツアーナースの魅力なのです。やりがいを感じやすく、看護師として必要とされる充実感から、本格的に旅行会社に就職して、正社員のツアーナースを目指してみようか検討中です。
さすがに正社員のツアーナースの求人は少ないのですが、人生先は長いので頑張ってみようと思っています。
30代 女性
私は、ツアーナースとして何回か働いた経験があります。ツアーナースは、派遣のツアーナースの紹介を受けて仕事したり、アルバイト求人に応募したりと、好きなように組み合わせられるため、自分の都合に合わせてシフト調整が可能という魅力もあります。
コンサート会場での仕事の際には、興奮しすぎて過呼吸になった参加者の応急処置を行いました。私自身がそのグループのファンだったこともあって、同じファンとして熱中しすぎる点に共感しつつも、さすがに倒れるくらいは駄目と説きつつ、自分も倒れるくらいのファンになりたいと思ったものです。
他に冬場のスキー教室の合宿の仕事を引き受けた際には、熱中しすぎて霜焼けになったり、筋肉痛になる人が続出し、処置に使う湿布が足りなくなったことがあります。そのあたりも経験を積んでいけば分かるようになるようです。
40代 女性
40代以降になると少々体力的に厳しくなります。その分看護師としての経験、技術、看護能力をアピールすることで、有利に働けるのがツアーナースの業界です。
40代になると体力は衰えても、看護師の経験値は全盛期なので、高齢者の多い団体旅行で歓迎されたりします。小さなお子さんが参加する旅行では、自分の子供世代と触れ合えて、育児経験を活かした仕事ができます。
参加者のお子さんの名前を憶えていくことで、懐いてもらえるととても喜ばしく、ツアーナースになってよかったと思える瞬間でもあります。こんなに感動できる仕事なら、もっと前からやってみればよかったと思えるくらいです。
体力的にきついのが致命的ですが、私の知識と経験を活かせる職場としては最適です。繁忙期にはかなり求人が出回りますから、ツアーナースをやってみたいのなら5月から10月くらいに狙いを定めてはどうでしょう。ほぼ必ず求人を見つけられるはずです。