総合病院が採用したい看護師の特徴

  • 長く働ける若い看護師
  • 夜勤が出来る看護師
  • キャリアアップを目指す熱意のある看護師

教育しやすい若い看護師

どの職場も、職場の雰囲気や業務内容になり環境は異なります。そのため、選考の際にはそれらを考慮したうえで、その人がここでの方針や環境に適応し働くことができるかどうかを判断されることが多くあります。

また、ベテラン看護師と比較し若い看護師は、順応する能力が長けています。1から教育した場合、まっさらな状態から始められるため、余計な技術や知識が邪魔をせず、適応するのが早く職場環境に早いうちから溶け込めるでしょう。

パワーのある看護師

一般的には、病床が100床以上ある規模の大きな医療機関で、様々な診療科が備わっている病院のことを「総合病院」と呼んでいます。

これは、多くの医療スタッフを必要としており、比較的仕事がハードであるためパワーのある若いナースを積極的に募集しているためです。

そのため、クリニックなどに比べると新卒ナースの採用率は高く、勤務しているナースの平均年齢も比較的低めとなっています。

最近では第二新卒の募集を積極的に行う医療機関も増えており、以前にも増して若い世代が多く勤務する職場となってきています。

夜勤のできる看護師

「夜勤に入ることができる」ということは、病院にとって大きなメリットとなります。

職場によっては、希望すれば夜勤の回数を減らしたり日勤のみで働いたりすることができる場合もありますが、基本的には病棟ナースに夜勤はつきものです。ですから夜勤に入ることができる人ほど有利になりやすく、この点は中途採用の場合にも同じことが言えます。

中途採用の場合には、「夜勤の経験がある」ということも有利になるポイントの1つです。夜勤は昼間と違って少ない人数で仕事をこなさなければならず、ナース1人1人の知識やスキル、経験などが重要となる場面も多くあります。そのため、未経験者よりも即戦力となる経験者の方が選ばれやすい傾向にあります。

また、体力が必要な仕事であるため年齢制限が設けられることも多く、職場によって差はありますが40歳前後を上限としているケースが多くあります。規模の大きな医療機関では年齢制限を設けていることが多く、その上限も40歳前後と比較的低めであることが多いので、若い看護師の方が有利になりやすいでしょう。

向上心のある看護師

看護師として採用するにあたり、「キャリアアップやスキルアップに熱意を持っている」ということも大きな決め手となります。

これは、総合病院が多くの診療科を備えていて比較的設備が充実しているため、研修や教育制度が充実しており、特定の分野の専門性を高めることができるためです。

病院にとっても専門知識やスキル、経験を持つ看護師がいることは強みにも繋がるので、そのような人材の育成に力を入れている職場は多く見られます。ですから、病院側の人材育成に対する熱意や方針を理解し、同じように目標を持っているナースが多く採用されています。

職場によっては様々な診療科や部署に配属し、幅広い知識やスキルを持つナースの育成を行っている場合もあります。人材育成の方針などは職場によって異なるので、自分の考えに合う病院を選ぶことで内定を受けやすくなるでしょう。