鹿児島県の病院の託児所設置傾向

鹿児島県では中心部にあたる鹿児島市周辺で、託児所付きの病院が特に多く見られています。そのほかにも志布志市や薩摩川内市、奄美市、薩摩川内市や離島地域に至るまで、しっかり環境を整えている医療機関を見つけることができます。

病院内で設置されている保育施設は、看護師の子育てをサポートするように十分な体制を整えています。夜勤も安心して働くことができるよう、24時間保育施設や病後保育施設を設けている場合も少なくありません。

小学校低学年までの学童保育に対応している病院も多く、鹿児島県において進められている子育て支援制度で登録されている病院もあります。

鹿児島県の託児所付き病院一覧

名瀬徳州会病院(奄美市)…24時間対応の保育園が、併設されています。0歳から小学校入学までの子どもが受け入れられていて、季節のイベント体験などもあって楽しむことのできる保育園として親しまれています。

大隅鹿屋病院(鹿屋市)…保育園が隣接していて、0歳から小学校入学までの子どもを対象として24時間にわたって対応しています。

屋久島徳洲会病院(熊毛郡屋久島町)…施設は土曜日、日曜日、祝日にも利用することができ、働くママさんナースを支えています。

沖永良部徳洲会病院(大島郡知名町)…病院内に保育施設・学童保育施設が完備されていて、安心して働くことができます。

鹿児島大学病院(鹿児島市)…保育園で夜間保育や病後児保育を実施していて、育児休暇後も安心して職場に復帰することができます。

今給黎総合病院(鹿児島市)…病院内に保育園・病児保育施設を設置していて、子育て応援企業として有名な病院です。

南洲整形外科病院(いちき串木野市)…制度と保育施設を設けていて、出産後もしっかり働くことができます。

川内市医師会立市民病院(薩摩川内市)…24時間保育に対応していて、病児保育も行われています。小学校入学前の子どもが、対象になっています。

鹿児島県の病児保所室付き病院一覧

みなみクリニック(鹿児島市)…1日の定員は4人で、0歳から小学校3年生まで利用可能です。病気回復時にだけ、利用することができるようになっています。

まつだこどもクリニック(鹿屋市)…月曜日から金曜日までは午後6時まで、土曜日は午後12時まで対応しています。

池田病院(鹿児島市)…病児・病後の保育に対応していて、土曜日にだけ午前8時30分から午後1時という時間帯になっています。

谷山生協クリニック(鹿児島市)…1日の定員は4人で、回復期にあたる0歳から小学校3年生まで利用可能です。

かわの小児科(鹿児島市)…病気回復期にある小学校3年生まで、利用可能です。前日までに受診、予約をする必要があります。

紫原たはら医院(鹿児島市)…1日の定員は4人で、完全予約制の病児保所室があります。土曜日だけ、午前8時から午後1時までとなっています。

かわの小児科(霧島市)…1日の定員は4人で病気をしているか、病気の回復期にあたる小学校低学年の児童が利用可能です。利用前には、受診が必須となっています。

谷山生協クリニック(霧島市)…1日の定員は4人で、市内の保育園や幼稚園を利用している子どもが対象になっています。午前朝8時15分までに、受診する必要があります。

井出小児科(志布志市)…初診であれば診断後の保育となり、午前8時から午後6時までの預かりに対応しています。

関小児科医院(薩摩川内市)…1日の定員は6人で、病気の回復期にある児童は利用可能です。事前には、予約を入れる必要があります。

福岡医院(揖宿郡指宿市)…1日の定員は、現場や病状によって異なる場合があります。日曜日と祝日は、休みです。

奄美中央病院(奄美市)…1日の定員は3人で、市内に在住する生後6ヶ月から小学校3年生までの子どもであれば、利用することができます。

鹿児島県の子育て施設情報

託児所

鹿児島県で託児所が多い地域は、人口の多い鹿児島市、霧島市、鹿屋市、薩摩川内市、指宿市、出水市などになります。

これらの市は、中核市、地域中核市として人口も多く、働くファミリー世帯も多く住んでいるので託児所も多くなっています。

特に、鹿児島市では土日あり、延長時間が長い託児所なども多く、子育て中の看護師も利用しやすくなっています。

鹿児島市のちびっこハウス保育園、ぽっぽ保育園、みつばさ保育園の例
  • 生後2ヶ月、3ヶ月から受け入れ可能
  • 土日、時間の延長も可能
霧島市の託児所ひよっこの例

24時間対応をしています。

保育園・幼稚園

鹿児島県の保育園では、延長保育や特定保育、一時預かりに対応している園も多くあります。

しかしながら、鹿児島市や霧島市などといった多くの市では待機児童もいて、空きがない状態です。

待機児童数は鹿児島市がもっとも多くなっている一方、薩摩川内市などでは数十人といったように都市によって違います。

特に、0歳児は受け入れる定員が少ないこともあり、空きはないという状況です。幼稚園ですと、保育園に比べて入園しやすくなっています。

鹿児島市には、私立の幼稚園も多くあります。幼稚園の中には未就園児の受け入れや時間延長、土曜日の予約預かり保育を実施している園もあるので、働く状況によっては幼稚園を選択することも可能です。

鹿児島県の子育て支援サービス

鹿児島県では、各自治体がさまざまな子育て支援をしています。

たとえば鹿児島市では、地域子育て支援センターを保育所に委託しているほか、仕事の都合などによる平日夜間や休日などに夜間養護等(トワイライト)事業(通所)も行われています。

また、乳幼児医療費助成については、助成対象が小学6年生までとなっています。

薩摩川内市ではファミリー・サポート・センターで、保育園や幼稚園では応じることのできない変動的な一時保育需要に対応し、仕事と育児の両立を支援しています。

乳幼児医療受給者資格対象者も、中学校修了までとなっています。

鹿児島県の事業としては「かごしま子育て支援パスポート事業」があり、18歳未満の子どもがいる世帯はさまざまな企業や店舗による優待サービスを受けることのできる支援が行われています。

子育て向けの賃貸マンション・アパート物件情報

鹿児島県や各自治体では、特定優良賃貸住宅を認定していて所得に応じて家賃対策補助金を出しています。

また、鹿児島県では高齢者や子育て世帯の支援として、「あんしん賃貸支援事業」を実施しています。

民間賃貸住宅業者と入所者の信頼関係や不安解消など、さまざまな支援をしています。

鹿児島県内の賃貸マンションでは、子育て支援として、入居後に出産した場合にお祝い金を送るほか、子どもの人数に応じて家賃の補助を受けることができるなどしている場合もあります。

このような物件は、鹿児島市を中心として日置市、いちき串木野市などにもあります。間取りも3DKとなっていて、子育て向けの物件です。

鹿児島県で子育ての環境が良い街はどこ?

鹿児島県は平均気温も高く、温暖な気候で過ごしやすい地域となっています。

県内では海や山などの自然も多く、子どもを育てる環境としても住みやすい地域です。ただし中核都市以外では鉄道がない地域や公共交通機関が少ない地域もあり、車を持っていなければ移動に不便な面もあります。

交通の便や病院などの充実度からいえば、鹿児島市などが環境の良い街でしょう。

鹿児島市

県庁所在地として行政機関、医療機関、公的施設も多く九州新幹線や鹿児島本線の駅もあり、市電やバスなどといった交通面がほかの都市よりも充実しています。

桜島の噴火による火山灰の影響などもありますが、多くの自然があることや観光都市としての側面もあり、親子で楽しむことのできるスポットも多くあります。

保育園、幼稚園、託児所などの数も多く、住宅物件なども見つけやすいということができます。

霧島市

鹿児島本土の中心部に位置する霧島市なども、交通が発達している都市であり買い物の利便性、自然環境にも恵まれています。

子ども医療費助成制度も中学校修了までと手厚くなっているほか、次世代育成支援計画などでも子育て支援に力を入れています。