茨城県の病院の託児所設置傾向

茨城県で託児所が設置されている病院では院内に職員専用の保育施設が設置されている場合のほか、近隣の保育園と提携して保育が委託されている場合などもあります。

水戸市や日立市、つくば市などといった都市部では、保育園が激戦区となっているところも多いため、あらかじめ保育施設が用意されている病院であれば、子育て中のママさん看護師も働きやすくなっています。

出産後にも早期のうちに職場へ復帰することができるよう、生後2ヶ月程度から預かりを受け入れている施設も多くあります。また茨城県では結婚や出産を機にいったん退職した看護師が看護師として復職しやすいよう、復職支援に力が入れられています。

雇用研修受入対象病院として指定されている病院では、2年以上のブランクがある看護師を対象として、最新の医療知識や看護技術を学ぶことができる研修も実施されています。

茨城県の託児所付き病院一覧

・つくばセントラル病院(牛久市)
院内に保育施設が設置されており、24時間保育が提供されています。利用料金は1時間150円となっていますが、看護師の場合は1歳まで無料で利用することができます。小学校6年生までの学童保育も、行われています。

・筑波病院(つくば市)
・会田記念リハビリテーション病院(守谷市)
・総合守谷第一病院(守谷市)
・田尻ヶ丘病院(日立市)
・秦病院(日立市)。
・水海道さくら病院(常総市)
・きぬ医師会病院(常総市)
・古河病院(古河市)
・やすらぎの丘温泉病院(高萩市)

病院敷地内に託児所または保育園あり、24時間保育が提供されています。

・筑波メディカルセンター病院(つくば市)
・つくば双愛病院(つくば市)
・取手北相馬保健医療センター医師会病院(取手市)
・小山記念病院(鹿嶋市)
・石岡循環器科脳神経外科病院(小美玉市)
・山王病院(桜川市)
・協和中央病院(筑西市)
・湖南病院(下妻市)
・神立病院(土浦市)
・渡辺病院(神栖市)
・西山堂慶和病院(筑西市)

院内に託児所または保育園が設けられています。

・大山胃腸科外科病院(常陸太田市)
病院近くの保育園を利用することができ、保育園手当が別途支給されています。

・西山堂病院(常陸太田市)
病院近くの託児所と、提携しています。

茨城県の病児保所室付き病院一覧

・北水会記念病院(水戸市)
・総合守谷第一病院(守谷市)
・ホスピタル坂東(板東市)

病児保育に対応しています。

・筑波学園病院(つくば市)
・筑波メディカルセンター病院(つくば市)
・筑波記念病院(つくば市)
・石岡市医師会病院(石岡市)

24時間体制で病児保育に対応しています。

茨城県の子育て施設情報

託児所

茨城県において託児所は県庁所在地である水戸市、土浦市、笠間市、つくば市、ひたちなか市、鹿嶋市、つくばみらい市などに集中しています。

中でも、つくば市は全国から若い世代が集まる市であるためチャイルド・クラブ・パンセやキッズハウスツクバなど、一時預かりに始まり看護師が仕事に従事しやすいような24時間預かりにも対応している託児所が集まっています。

受け入れも0歳児からがほとんどで、生後3ヶ月ほどから預かってもらうことができます。

つくば市には学校や研究施設が多いことから、学びながら働きたいという人に向けた託児所もたくさんあります。

また、深夜まで働きたい人に向けて深夜預かりに対応している託児所がほとんどです。

保育園・幼稚園

茨城県において保育園・幼稚園は県庁所在地である水戸市、人口に多く、働く世代が多い日立市や土浦市などにも集中しています。

特徴は日当たりの良さや庭の広さなど、園内の環境を重視している点です。

石川保育園のように外から見ると狭そうに見えて、実は園庭がかなり広いという施設も珍しくありません。

ひので保育園では新しく園の設備を整え、建て直しをしている園や床暖房、トイレの児童洗い場などといった設備を導入している園もあります。

こうした環境の良さから人気になっている保育園・幼稚園が多いため、受け入れ人数を一時的に増やすなどの処置が取られています。

茨城県の子育て支援サービス

茨城県の子育て支援サービスとしては、自治体ぐるみで一時預かり事業を実施していることなどが挙げられます。

現在は水戸市、日立市、土浦市、取手市、つくば市、神栖市、大洗町、境町などで実施されています。

町立、市立の保育園では負担額をかなり減らしていて、私立の保育園でもそれなりに低い額の負担で済みますから、働くママさん看護師にとって負担が軽くなる支援サービスです。

茨城県は、県全体での支援サービスが充実している傾向にあります。

子育て向けの賃貸マンション・アパート物件情報

茨城県で子育てに適している賃貸マンションやアパートの物件情報を探すのであれば、UR都市機構で検索してみましょう。

礼金、仲介手数料、契約更新料、保証人の必要がないため、資金面で不安がある子育て世代に適しています。

検索する際には、「新婚&子育て向け物件」を選びましょう。

茨城の物件は自然を巧みに取り入れているものが多く、豊かな自然の中で子育てをしたいという人に向いています。

また、物件情報では中古や新築のマンションが多いことも特徴になっています。

物件情報の検索では「住宅購入EX」もおすすめで、「お子様がいるファミリー向け物件」の中から選ぶことができます。

収納設備の充実ぶり、育児施設の併設、子どもたちを見守ることのできるカウンターキッチン、キッズルーム付きなどといったようにさまざまなタイプの物件があります。

子どもがいるとどうしても物が増えてしまうため、収納が充実していることはありがたいところです。

茨城県で子育ての環境が良い街はどこ?

茨城県のママさん看護師にとって子育てに良い街としては水戸市、日立市、つくば市などが挙げられます。

子育て施設が多く子育て世代向けの物件も多いこと、自治体ぐるみの支援制度が整っていることなどもその理由です。

例えば茨城県全体では子育てママ再就職支援事業を実施しており、再就職にあたって必要な職業訓練の費用が半分補助されます。

看護師として復帰したい場合ですと、再就職に向けての相談や職業紹介をしてくれるのです。

そのほかには古河市で市立幼稚園就園奨励費補助金、子ども・子育て支援新制度、古河市次世代育成支援地域行動計画などが定められています。

変わった例では、県内の子育て世代向けに配布される「いばらきKids Clubカード(いばらき子育て家庭優待制度)」というものがあります。このカードを提示すると、協賛店舗で優待サービスが受けられるというものです。

対象となるのは妊娠している人か、18歳未満の子どもがいる世帯です。

ひたちなか市の子育て支援センターなどでは育児のパートナーとして、子育てのサポートをしています。