熊本県の行政保健師求人と採用対策

市町村保健師

熊本県内で市町村保健師になるためには、採用試験を受けなければなりません。

例年、保健師の採用人数は3人程度で案内の配布は毎年5月1日頃から始まり、5月中旬から下旬にかけてが受付期間です。

一次試験が6月下旬、その合格発表は7月上旬に行われ、
それに続いて二次試験として筆記試験と口述試験が7月下旬から8月上旬にかけて実施されます。最終的な合格発表は8月下旬。

実際の申込時期は自治体によっても異なりますから、募集情報はしっかり確認しておく必要があります。

保健所保健師

保健師は赤ちゃんから高齢者まであらゆる世代に属する人たちの健康を守る仕事であり、熊本県においては県を挙げて地域包括ケアの体制づくりが進められています。あらゆる人が暮らしてきた自宅や地域にいながら医療や介護が必要とされるようになっても不安なく生活を続けることができるよう、保健所保育士も重要な役割を果たしているのです。

公務員として勤務することになりますから、保健師の免許を持っているだけでなく公務員試験にも合格しなければなりません。試験日程の公表は毎年3月下旬に行われていて、4月中旬に採用予定人数などが発表され6月の末から試験が開始されます。

一次試験の合格発表は、試験のおよそ1週間後です。二次試験と三次試験は面接試験であり、さらに任命権者面接もありますからあらかじめの対策も必要です。

新規大卒者の保健師で、月給は20万円程度となっています。

病院保健師求人と採用対策

熊本市には熊本赤十字病院やくまもと森都総合病院、朝日野総合病院などの大規模な総合病院があり、おもに健診や人間ドックなどの部門で保健師のニーズが高くなっています。熊本市以外だと天草市や山鹿市、宇城市などでも募集をかけている病院が見られます。

このような病院では託児所を利用することができ、全般的に福利厚生を充実させている病院が目立っているため競争率は高くなる場合が少なくありません。経験や資格を考慮した上で基本給が決定される職場もあるため、短期の仕事で経験を積み、仕事に活かすことのできる資格も取得しておくなどすると採用の可能性も高まります。

病院に勤務する保健師の仕事が多岐に渡るということも、理解しておかなければなりません。

大学、学校(養護教諭)求人と採用対策

熊本県には熊本県立大学や熊本大学、熊本学園大学、崇城大学、尚絅大学などがあり、大学の保健室や医務室、保健管理センターなどで保健師が勤務しています。ただ求人の機会は多くなく、人気も高いために希少求人として扱われています。

大学における健康管理業務については保健師の資格だけがあれば働くことができるということも、応募者が殺到している理由のひとつです。

産業保健師求人と採用対策

昨今ハイテク産業や輸送機械の企業が誘致されていて、企業や工場の数が増えてきているため、こういった企業などから産業保健師の求人募集が出されることもあります。

企業が多い熊本市や八代市、天草市などの自治体において募集が出される可能性は高くなっていますが、求人数は非常に少なく求人を見つけることは難しくなっています。

その他求人と採用対策

熊本県において保健師は、警察署にも配属されて仕事をしています。警察では仕事柄、心身の両面で問題を持っている人も多くいますから、カウンセリング業務が重要なものとなります。

そのほか地域包括支援センターでも保健師の仕事があり、宇城市地域包括支援センターなどにおいて高齢者らが住み慣れた地域で生活していくことができるよう医療や保健、介護などといったさまざまな方面から総合的な支援をするために保健師を募集しています。