岩手県の行政保健師求人と採用対策

市町村保健師

岩手県において行政と関わる場所で保健師として働きたい場合には、市町村保健師としての道を目指すことになります。応募期間は5月中旬から6月下旬にかけてで、採用試験は本試験が7月上旬から8月上旬まで続いています。

市町村保健師の募集は、時期を逃がすと見つけることが難しく競争率も高いためしっかり対策する必要があります。

保健所保健師

岩手県の保健所は、採用される人数があらかじめ決められています。採用された場合には、各地域の保健所、保健福祉部といったように地域で特化した場所において活躍することになります。

採用対策としては、一次選考で行われる一般教養の試験に取り組むための問題集などが多く市販されています。実際の試験は、公務員として適した知識や能力を持っているかどうかについて判断されるものであり、判断推理技能や数学、資料解釈、自然、文学、社会といったように幅広い分野からの出題がなされています。

また、論文試験においては表現力や判断、思考を問う記述式の筆記試験が行われ、個人の人柄や問題解決能力、必要とされる適性があるかどうかについても見られ、その上で面接も行われています。

病院保健師求人と採用対策

岩手県においては看護師のニーズが高く、病院保健師の求人を見つけることはできません。

大学、学校(養護教諭)求人と採用対策

岩手県で学校保健師を求めている募集元としては、国立大学である岩手大学、花巻東高等学校などが挙げられます。ただ、大学保健師としての求人を探すにあたっては、求人数に対して競争率が高いことを把握していなければなりません。

その他、一般的な教育機関であたる小中高などに加え、看護学校が求人を出しているケースもあります。

産業保健師求人と採用対策

岩手県と言えば製造業などの物づくりが盛んな地域で、特に建築業関連の企業や食品加工専門企業が多く企業保健師の求人を探すチャンスは十分にあります。

地域としては盛岡市や奥州市、花巻市などが大規模な企業が集まる地域で、盛岡市では建築業で有名な東日本ハウス、食品関係で白石食品工業などの企業が立地し、一関市では不二家の関連工場や製紙産業の企業も多く、産業保健師の求人も多く見られます。

製造業を中心とした工場が多いことで職員の健康管理に気をつけている企業も多く、ストレスの緩和などに保健師が取り組んでいます。そういったことで、岩手県において産業保健師の求人は積極的に出されているということができ、保健師のニーズも高い地域です。

その他求人と採用対策

岩手県内においては保健管理センターから出されている求人を探すことも、保健師求人を探すひとつの方法です。

保健管理センターでは、保健師本来としての仕事に加えカウンセラー的な役割を担う場合もあります。また、保健師は看護師の資格を持っていることが資格取得の前提条件でもあるため、実務に看護師の分野が関わる仕事もあり得ます。

求人情報はハローワークなどで扱われていることが多く、基本的に定員は1人だけですから十分に採用対策を行うことが大切です。

保健管理センターでは保健師として5年以上の実施経験を持っている経験者が求められる向きも強いため、必要とされる保健師のスキルを磨くことも忘れてはいけません。

特に学校や職場におけるストレスや心の健康について専門的に学んでいる場所でもあるため、保健師のニーズが高い中でやりがいも得ることのできる職場です。