岐阜県の保健師求人と採用対策｜【できるナースの美学】看護師の毎日に役立つポータルサイト

岐阜県の行政保健師求人と採用対策

岐阜県内で行政保健師を募集している市町村は、関ヶ原町、海津市、可児市、恵那市、瑞浪市、大垣市、郡上市、羽島市、笠松町、下呂市、瑞穂市、川辺町などです。

求人募集自体は毎年出されているわけではありませんが、観光地として栄えている市町村が多いため必要な職種であるとして認識されており比較的頻繁な募集が見受けられます。

ただし、求人募集の採用枠は毎年多くても2人から5人程度であり、10人に達するようなケースはほとんどありません。

岐阜県においてはほぼ毎年、5人ほどの保健師が採用されています。資格免許職として他に薬剤師や管理栄養士も採用されていますから、専門的な業務に専念することができ、保健師は保健所などの専門部署へ配属されています。

受験資格は年齢のほか、保健師免許を保有していることだけです。試験については一次試験で教養試験と専門試験、論文試験が行われ、二次試験の口述試験、集団討論試験、適性検査を経て採用に至ります。

岐阜県における公務員試験の倍率はおよそ10倍で、公務員試験の中で見ると極端に高いということもありません。ただ毎年の募集が行われているわけではありませんから、その点は確認し忘れないようにしなければなりません。

岐阜県内にある病院からは、地域に根ざした仕事をしたいという保健師を対象にした求人募集が出されています。子育てをしていても働きやすいよう日勤に限った勤務形態になっている場合、4週8休制で休日を取得しやすい環境が整えられています。

もちろん新規に開院する病院や同じ岐阜県内でも同一グループの病院がいくつかあり、こうしたグループ系列の病院であれば託児施設や寮などの福利厚生も整っていて働く側に配慮した環境が備えられています。

新たに託児施設が増設されるという場合もありますから、これから子どもを預けて働きたいという人にとって魅力的な求人も多いのです。

岐阜県には名城大学や東海学院大学、中部学院大学などといった大学や小中学校があり保健室や医務室、大学の健康管理センターからも求人が出されています。

求人倍率が高いため、さまざまな資格を取得して多くのアピールポイントを持った上で採用選考へ臨むという人も少なくありません。保健師と養護教諭の資格は同時に取ることもでき、学校側でも子どもの成長に関して見識を持っている人材が望ましいというところもあります。

岐阜県は大半の地域が山岳地帯となっているため、土地柄から産業として林業が盛んになってます。それに加えて近年では、IT産業にも力を入れています。

最も産業が活発な地域は県庁所在地である岐阜市であり、企業や工場が密集し、社員の健康を管理するために医務室や健康管理室で勤務する産業保健師の求人は多く見られています。

また、大垣市には電子製品やセラミック製品などの企業や工場が多く、工場で勤務する保健師の求人が目立っています。

各務原市には重工業関係の拠点が多く航空産業や自動車産業、金属加工などの製造業が中心で、自治体による違いも考えて経験やスキルに合った求人を探したいところです。

岐阜県では、保健師と看護師をどちらも募集している場合が少なくありません。保健師は看護師の資格も持っていることが資格の取得条件でもあるため、時には看護師としての仕事を任される場合もあり、純粋に保健師としての仕事に専念したいという人はその辺りをはっきりさせておく必要があります。

これは、行政で働く場合でも民間で働く場合でも変わりません。最近は医療介護施設からの求人数も増えつつあり、健康管理の専門家として必要とされています。