明治大学診療所の看護師募集実績
明治大学には学内に診療所が設けられており、病気やケガの処置のほか、健康診断や、職員や学生を対象とした健康相談などが行われています。
診療所は駿河台キャンパス・和泉キャンパス・生田キャンパス・中野キャンパスの4ヶ所に設置されており、駿河台診療所では曜日や時間帯によって内科・外科、和泉・生田・中野診療所では、それぞれ内科を受診することができるようになっています。
各診療所には医師のほか、保健師・看護師が常駐しており、欠員が出る際には専任職員の募集が出されています。2015年4月1日採用の専任職員としては、保健師・看護師1名の募集が出されています。応募資格は保健師および看護師の免許を有する者となっており、10年以上の勤務経験者が望ましいとされています。
勤務地は駿河台・和泉・生田・中野キャンパス内診療所で、職務内容は、学生および職員を対象とした看護・健康管理、医師の診察補助、レセプト集計等の医療事務、医薬品の発注・管理、各種統計資料の作成など、診療所業務に関わること全般となっています。
病院勤務などとは違ってさまざまな雑務も含まれて来るため、幅広い能力があることが求められます。待遇面については、日曜・祝日および交替制で土曜日が休みとなり、給料は年収約650万円、昇給年1回、賞与年3回などとなっています。
明治大学の看護職の募集時期
明治大学診療所における保健師・看護師の募集は、11月中頃までにかけて求人募集が行われ、11月後半から12月にかけて採用試験(面接・適性検査・小論文)が実施され、選考を経て翌年の4月1日から勤務開始といった流れになるのが一般的となっています。
可能であれば採用決定後、2月または3月から、特別嘱託職員として勤務することが望ましいとされています。しかし求人募集は毎年出るというわけではないため、こまめに職員採用情報をチェックすることが必要となります。
明治大学診療所の看護職員の採用条件
明治大学診療所における保健師・看護師の募集要項では、保健師および看護師の資格を有する者が、応募条件としてあげられています。
大学内にある診療所では、病気やケガへの対応だけではなく、感染症の予防・対策など、職員や学生が健康的に生活することができる環境づくりをすることが望まれます。保健師の資格は有利になります。
また、明治大学診療所では、即戦力となる人材を求める傾向があるため、経験年数の長い人ほど、採用には有利となります。とくに保健師としての勤務経験は、採用選考に大きく影響する傾向があります。そのため医療現場での臨床経験しかない人や、保健師としての資格を取得したばかりの人などにとっては、ややハードルが高いと言えるでしょう。
しかし、必ずしも応募者全員が経験豊富な人とは限らず、求める人材として、コミュニケーション能力の高さや活動に取り組む姿勢なども重視されているため、多少経験が浅くても、やる気があれば採用される可能性は十分にあります。
また明治大学には、外国人講師や外国人留学生が多数在籍しているため、外国人や異文化に対する理解があり、英会話能力のある人は、採用にも有利となります。
明治大学の基本データ
明治大学は、1920年に明治法律学校から大学に昇格した、権利自由・独立自治の精神を持つ、伝統と歴史ある総合大学となります。
本部は東京都千代田区神田駿河台1丁目1の駿河台キャンパスに設けられており、他に東京都杉並区に和泉キャンパス、神奈川県川崎市に生田キャンパス、東京都中野区に中田キャンパスといった、計4つのキャンパスが設置されています。
教職員数計2,780人(うち外国人教員68人)、学生数計29,849人が在籍しています。10の学部が設置されており、学部によっても差はありますが、偏差値58~65という、レベルの高い大学の1つとして知られています。