鳥取県の病院の託児所設置傾向
看護師にとって託児所がある病院に勤めていれば、預けている子どもに何かがあってもすぐにかけつけることができます。
鳥取県において託児所がある病院はおもに米子市、鳥取市、倉吉市、西伯郡などに多くあります。
県内全体ですとこういった病院はまだ少ない状況ですが、託児所が併設されている病院では休日を取得しやすい、日勤だけの勤務体系が用意されている、勤務時間帯が短くなっているなどといったように、子どもがいることで子育てしながら仕事をすることのできる環境が看護師にもそろっています。
また、出産後のブランクがある人でも勤務可能な病院も多く、子どもを産んでから看護師になったという人も職場を探しやすくなっています。24時間保育や一時保育のある病院施設は、特に働きやすいということができます。
鳥取県の託児所付き病院一覧
・博愛病院(米子市)
院内に保育園があり、0ヶ月から6歳までの子どもが対象になっています。定員は16名までで、保育時間は平日と土曜日の午前8時から午後6時までとなっていいます。また、火曜日と木曜日だけに24時間保育があります。
・倉吉病院(倉吉市)
院内に、保育所が完備されています。授乳休憩をとることができ、育児中の当直を免除にする体制もあります。男性の育児休暇にも、対応しています。
・境港総合病院(境港市)
院内に託児所があり、勤務する全職員を対象としています。定員は18名で、満1歳から3歳未満が対象となっています。一時預かり、病児・病後児保育は満1歳以上から未就学児童までを対象としています。午前7時30分から午後6時まで対応していて、延長保育は午後6時からの1時間です。
・鳥取市立病院(鳥取市)
院内に託児所があり、通常保育は午前7時30分から午後6時までとなっています。休日保育も同様の時間帯で、延長保育は午後7時30分まで行われています。火曜日と金曜日には夜間保育が翌日の午前7時30分まで実施されていて、対象年齢は生後6ヶ月から3歳までとなっています。
・野鳥病院(倉吉市)
月曜日から土曜日の午前8時から午後5時30分までの利用が可能であり、土曜日については1週間前からの申し込みが必須です。延長保育は毎日行われていて、対象年齢は生後2ヶ月から3歳までとなっています。
・三朝温泉病院(東伯郡)
院内に保育施設があるほか学童保育も行われていて、長期休暇でも小学校3年生までの利用が可能です。
・鳥取大学医学部附属病院(米子市)
午前7時30分から午後8時までの利用が可能であり、夜間や深夜保育は月曜日、水曜日、金曜日の翌朝7時30分まで対応しています。対象年齢は、生後43日以降から6歳児までとなっています。
・大山リハビリテーション病院(西伯郡)
・藤井正雄記念病院(倉吉市)
・人仁風荘(米子市)
・厚生病院(倉吉市)
・鳥取医療センター(鳥取市)
・中央病院(鳥取市)
鳥取県の病児保所室付き病院一覧
・境港総合病院(境港市)
1日の定員は2名までで、満1歳以上から未就学児童までに対応しています。1日あたり、利用料は1,000円です。
・せいきょうこどもクリニック(鳥取市)
1日の定員は4名までとなっていて、料金は2,500円です。
・岩美病院(岩美町)
1日の定員は2名までとなっていて、町内在住であれば利用料金は2,000円です。
・智頭病院(智頭町)
・厚生病院(倉吉市)
・せぐち小児科(米子市)
鳥取県の子育て施設情報
託児所
鳥取県において休日保育ですと米子市では仁慈保幼園、キッズタウンかみごとう保育園、保育園ベアーズ、よどえババール園、鳥取市では千代保育園が実施しています。バハール園は倉吉市にもあり、こちらでも休日保育を実施しています。
鳥取市にある「ココロプラス」では午後6時以降、最大で午後11時までの預かりが可能であり、保育園への送迎にも対応しています。ママさんナースですと昼間は保育園へ預け、夜間にだけ保育を依頼するということが可能です。
病児保育については、米子市の病児看護センターベアーズデイサービスで病気になった子どもを1日単位で預かっています。そのほかの地域では、病院内施設を中心として病児・病後保育を実施しています。
保育園・幼稚園
米子市の公立保育園では1歳からの保育が多くなっていますが、ねむの木保育園と大和保育園では0歳からの保育を実施しています。
私立ではほとんどの保育園が、0歳児からの受け入れをしています。鳥取市では公立、私立の保育園のほとんどで0歳児からの保育を実施しています。鳥取県内の保育園では、待機児童もゼロという状況になっています。
米子市と鳥取市の私立幼稚園では、多くの幼稚園が午後6時や午後7時までの延長保育や土曜日保育に対応しています。
鳥取県の子育て支援サービス
鳥取県では、県のホームページ内にある「子育て王国推進局」というページで、届出保育施設一覧などのように子育てに便利な情報を見ることができます。
また、県内の子育て家庭には「とっとり子育て応援パスポート」が発行されています。子育て家庭がパスポートを提示すると、協賛店舗の商品について割引を受けることができるほか、授乳室の利用などといった各種の子育て応援サービスも利用することができるというサポートもあります。
鳥取市や米子市、倉吉市などではそれぞれ、地域の保育園などに子育て支援センターが設けられていて、さまざまな親子でふれあい遊びをすることのできるプログラムや季節行事、子育て相談なども実施されています。
放課後クラブに関しては、鳥取市では市からの委託を受けた47の保護者会が小学校の余裕教室や公共施設などで、放課後児童クラブを実施しています。
米子市では市立小学校に、小学校1年生から3年生までの児童を放課後の午後5時か午後6時まで預かる「なかよし学級」が開設されています。倉吉市でも、15の放課後学童クラブがあります。
子育て向けの賃貸マンション・アパート物件情報
鳥取県では家賃について国や自治体から補助金が出て、ファミリー向けの間取りや設備が充実している特定優良賃貸住宅が鳥取市内に4軒、米子市内に3軒、倉吉市内に1軒あります。
また、インターネットで賃貸物件を探すにあたっては、「30min.」というサイトであれば県内の賃貸物件に関する情報、近くにある保育施設の情報も併せて確認することができます。
不動産情報サイトの「アットホーム」ではキッチンやバス・トイレの設備、収納やセキュリティなどといったさまざまな設備のほか日当たり、閑静な住宅街、バリアフリー、オール電化などの特徴からも物件を調べることができます。
鳥取県で子育ての環境が良い街はどこ?
鳥取県で保険医療費については鳥取市、倉吉市、境港市が中学校卒業まで助成しています。米子市では、中学卒業前までとなっています。
また、鳥取市では第3子以降の2歳児から5歳児までを私立幼稚園へ就園させている保護者を対象として、保育料の補助が行われています。
倉吉市ではいろいろと工夫された子育て支援が行われていて、「くらよし子育て応援ガイド」というサイトで健診や予防接種、各種手当などの情報が集約されています。
経済的支援としては子育て世代買物応援事業のほかゴミ袋の支給、第3子以降を出産したお母さんへの20,000円の給付などといった支援も行われています。
倉吉市シルバー人材センターによる育児支援サービスもあり、保育園や塾などへの送迎、急用があるときの保育などに対応しています。
早めの行動が◎
看護師が理想の職場を見つけるために
看護師の仕事を探すときに、好条件の求人を最短で探せるのが「看護師転職サイト」です。無料登録をすると、こんな求人を紹介してもらえます。
「転職しようかな・・・」とお考えの方はもちろん、ココだけでしか見つからない非公開の新着求人を事前に知っておくことで、今すぐではなくても、将来の転職活動がスムーズになりますよ!
看護師転職サイト ベスト3