北九州市立大学保健室では、学生や教職員に対して、ケガや体調不良の応急処置、病院の紹介、病気や健康に関する相談などが行われています。
保健室は北方キャンパス本館1Fにある学生プラザ内の、学生相談ゾーンに設けられているほか、ひびきのキャンパスに分室が設置されています。
身長・体重・血圧・体温等を測定する装置が設置されているなど、気軽に立ち寄ってセルフチェックも行いやすい、環境が整えられています。
学生プラザは大きく、キャリアセンターゾーンと学生相談ゾーンに分けられており、学生相談ゾーンには保健室のほか、職員がどんな相談にも対応する学生なんでも相談窓口や、臨床心理士によるカウンセリングが行わるカウンセリングルームが設けられています。
北九州市立大学保健室の看護師募集実績
保健室には看護師2名が常駐しており、健康相談、保健指導、大学行事やイベント支援、定期健康診断の実施などに対応しています。
看護師募集実績としては、2011年3~5月、2012年2月、2013年3月および11月に、看護師または保健師の募集が行われています。うち2013年3月および11月に関しては、保健師のみが募集されています。
いずれも勤務形態は交替ありのシフト制で、日・祝休み、隔週土曜日休みの、4週7休制となっています。
雇用期間については、4ヶ月以上から翌年の3月31日までが、最初の雇用契約期間とされています。以降は勤務成績が優秀な場合に限り、1年ごとに更新することができ、更新は4回まで可能となっています。
勤務地は北方キャンパス、ひびきのキャンパスのいずれかとなり、毎回1~2名程度が募集されています。
北九州市立大学保健室における看護師・保健師の求人募集は、年1~2回行われており、大学保健室の求人としては、比較的募集回数が多いということが言えます。
北九州市立大学の保健室に採用されるには
北九州市立大学保健室で働くためには、看護師または保健師の資格が必要となります。時期によっては、保健師の資格を持つ人のみが、募集されることもあります。
経験年数やスキル等の条件はあまり設けられてはいませんが、看護師・保健師としての経験がある方が、採用には有利となるでしょう。
また、保健室ではケガや体調不良の応急処置のほか、健康相談や保健相談も行われています。そのためさまざまな相談に対応することができる、医療・健康・保健に関する知識が、豊富であるということが求められます。
学生による健康・保健相談は、体調不良をはじめとして、食事や生活に関すること、性交渉や避妊に関すること、飲酒・喫煙に関することなどと、ある程度特徴があります。そのため、学生への理解を深め、そういった特徴なども理解した上で、準備をしておくとよいでしょう。
その他の採用条件としては、一般的にはパソコンの基本操作(ワード・エクセル・メール)や、英会話力があることが、大学保健室で働く際には必要とされています。
北九州市立大学の基本データ
北九州市立大学は、昭和21年に小倉外事専門学校として創立されたのち、北九州外国語大学、北九州大学といった名称変更を経て、平成13年4月に改称された市立大学となります。
本部は福岡県北九州市小倉南区北方4丁目2-1、北方キャンパスに設けられており、他にひびきのキャンパスが設置されています。
おもに外国語教育に定評があり、フロンティア・スピリットの精神を掲げて、国際性豊かな人材育成が行われています。
教職員数計611人(うち外国人教員数75人)、学生数計6,100人が在籍しています。
外国語学部・経済学部・文学部・法学部・地域創生学群学部・国際環境工学部といった、6つの学部が設置されています。