大阪府立大学健康管理センターは、学生および職員の健康の保持、増進、防災対策のうち健康に関する業務を行うため、中百舌鳥キャンパス健康管理センター分室、羽曳野キャンパス健康管理センター分室、りんくうキャンパス健康管理センター分室の3つの分室を設けています。
各分室である保健室では、看護師名が常駐し、健康管理センター長、副健康管理センター長が複数名、学校医と看護師、または保健師、カウンセラーによって運営されています。
常駐する看護師の数は各キャンパスごとに異なり、中百舌鳥キャンパスでは2名、羽曳野キャンパス及びりんくうキャンパスでは1名です。
カウンセラーは臨床心理士の資格を持ち、健康管理センター専属です。健康相談は内科、精神科、学生相談室、測定室の利用ができます。
各種相談として健康相談、学生相談、心の相談、学生なんでも相談室、ハラスメント相談、教職員を対象としたストレス相談室などがあります。こころの相談室はWEBやテレビ電話を利用して行います。
大阪府立大学健康管理センターの看護師募集実績
2012年11月5日に中百舌鳥キャンパス分室から求人が出ています。
募集職種は看護師もしくは保健師で、年齢は不問、資格は正看護師、准看護師問わず、看護師としての経験が3年以上であること、最低限のパソコンスキルを持っていることが条件となっています
。同じ医務室で働く学校医や学生相談カウンセラーとの連携が必要となり、職場の同僚同士チーム医療ができることを求められます。大阪府内の公共交通機関で通勤するなら、月額50,000円まで交通費が支給されます。
大阪府立大学では一般職員は4月に、看護師など保健管理センターからの募集は主に冬が多いようです。冬場は体調を崩す人が多いため、積極的に人材確保に努めていていて、応募するチャンスが転がってきます。
大阪府立大学の医務室に採用されるには
採用条件は正看護師、准看護師、出来れば保健師の資格を持っていることが最低限の条件となります。
医務室での勤務経験でなくても構わず、看護師として働いた経験が3年以上あること、健康管理の情報を収集し、蓄積するために、ワードやエクセルを扱えることがスキル条件になります。
大阪府立大学の基本データ
大阪府立大学は、大阪府が2005年に創立した公立大学で、大阪府内および国内にある大学の中ではかなり新しい部類に入ります。
ゼロから創立された大学ではなく、もともとあった旧大阪府立大学、大阪女子大学、大阪府立看護大学の3つの大学を統合し、新しく誕生しました。最も古く歴史のある旧大阪府立大学は1883年に設置され、その分の歴史を考えると歴史ある大学と言ってよいでしょう。
大阪府は大学が多い府であり、公立大学としては国内で3番目の規模を誇ります。因みに1番目に大きいのは同じ大阪府の大阪市立大学、2番目が東京都にある首都大学東京となっています。
キャンパスは3つ、1つは本部のある中百舌鳥キャンパス、そして羽曳野キャンパス、りんくうキャンパスです。現在の所属者は、学域学生数は4,213名、学部学生数は1,879名、大学院学生数は1,839名、科目履修生は106名、教職員となっています。
大学全体は学域、学類で構成されており、現在あるのは現代システム科学域、知識情報システム学類、環境システム学類、マネジメント学類の4つです。
大学としての特徴は、大学側ではなく学生が主体となって研究を行うケースが多く、それぞれの研究センターでは学生が自主的に研究を行っています。目立った実績として模擬衛生や小型衛星の製作が挙げられます。
上記の大阪市立大学との統合を目指しています。理由としてこの2つの大学では研究分野が被っているところが多く、キャンパス同士の距離も近く、現状では学生を奪い合ってしまうことから、無駄を省いて大学間の競争を勝ち抜こうという試みから議論されています。
このまま実現すれば、公立大学として国内で1、2を争う規模の大学が近い将来誕生するはずです。