抗凝固薬について

内視鏡検査生検目的のため、抗凝固薬内服を中止していた患者。検査後に医師より内服再開指示が出たが、次回の予約を確認したところ休薬の必要な検査が予定されていた。医師へ報告し、休薬継続となったが、再開指示を説明してたら次回の検査延期の恐れがあった。

《ひとこと》次回の検査延期も怖いですが、抗凝固薬中止による脳梗塞、心筋梗塞も怖いですね…

内服説明間違い

CT前処置のメドロール8錠内服のところ、1回4錠と説明した。後日、患者より8錠で良いんですよね?と確認の問い合わせがあり説明が間違っていたことが発覚。前処置は指示通り行われ検査に影響はなかった。

《ひとこと》患者が気づいてくれて良かったですね。

前処置(与薬)の確認遵守

処置前、医師より「患者が来院したらボルタレン挿肛し、レントゲンに行くように」と指示あり。患者が来院したため、痛み止めの座薬を使用するよう伝えたところ、今朝すでに使用して来たと返答あり。詳細を確認すると、前回の診察時に、医師からそのような指示があったと。医師へ状況を報告し、直前の座薬使用はキャンセルとなった。

《ひとこと》あれ?と思ったらもう1度確認ですね。

渡された薬の飲み忘れ

CF前処置として、自宅にてニフレック(洗腸剤)を内服して来院する予定の患者。予約時間に来院し、前処置の内容を確認すると、ニフレックを内服してきていないことが発覚。前日の下剤まではきちんと内服していたため、今からニフレックを内服し検査施行することとなった。その後、無事検査施行。

《ひとこと》患者の理解度を把握し、その程度に合わせた対応が必要ですね。

認知度の低い医薬品

処置のためニチステートを休薬する必要があったが、慣れない薬剤であり認知度が低いため、危うく忘れるところだった。

《ひとこと》ジェネリックも増えていますし、看護師でも聞きなれない薬剤はいっぱいありますよね。

内服確認

一般外科初診の患者。GFの予約が入り内服薬の確認をしたところ、本人も「泌尿器科の薬くらいで」と薬剤名は不明であり紹介状にも記載なし。帰宅後、内服薬名を電話連絡貰うことにしており、バファリン、ペルサンチンを内服していたことが判明した。担当医師に報告し、GF前に休薬の指示となった。

《ひとこと》患者自身が自分の内服薬を把握していないことは日常茶飯事ですよね。

薬剤管理エラー

検査終了後、内服常備薬ファイルからプルゼニド2錠を患者に手渡した。残薬を確認したところ、4錠であったが、使用記録には残6錠となっており2錠不足していることが発覚。他のスタッフへ確認したところ、数日前に使用しプルゼニドを使用したが、その際、使用記録ノートに記載を忘れたとのことだった。

《ひとこと》紛失でなくて良かった…

内服薬の確認行為遵守

初診患者Aを、造影CTに案内するよう指示あり。紹介状・問診票にもDM治療薬を内服している記載があった。当院では、造影剤を使用する際にはビグアナイド系のDM薬は休薬する必要があるため、医師へ内服内容を伝達し、後日DM治療薬を休薬して造影CT予定となった。

《ひとこと》確認行為を怠らなかった結果ですね。

点検確認不足

声帯鏡洗浄液の開封日日付が1/25と記載されており、日切れかと思い他のスタッフに確認したところ、開封日から2週間有効であることが分かった。本日はまだ2日目であった。

《ひとこと》私の病院では、開封した薬剤にタグを付けて「○月○日開封 ○月○日まで」など水性ペンで何度も書き直せるものを使用しています。

作成日の記載間違い

朝の準備としてまとめて薬剤を作成しているが、当日新たに作成した薬剤であったにも書関わらず、作成の日付が前日のままになっていた。

《ひとこと》作成時に確認を!!