長野県の保育園の看護師求人

2008年に厚生労働省が、全国の私立認可保育園に看護師を配置していく方針が決められました。保育園での看護師の役割は、アレルギーや障害をもった子どもへの対応を充実させることの他に、健康管理面からの保育指導計画の作成、園児の健康状態の観察や管理、急な怪我や病気への対応などになります。

今後、保育園に配置される看護師は増えると思われますが、少子高齢化の影響などから保育園の経営状況など現状も厳しく、多くの保育園で配置されているわけではありません。長野県にも多くの保育園がありますが、看護師を配置している保育園の数はそれほど多くはありません。

長野県の認可保育園は、松本市では約50ヵ所、長野市、上田市、飯田市では約40ヵ所、佐久市で約30ヵ所 、茅野市、諏訪市、岡谷市ではそれぞれ約20ヵ所、伊那市では約25ヵ所、中野市、飯山市などでは約10ヵ所などとなっています。

長野県内の市町村では多くの保育園がありますが、実際に看護師を配置している保育園はまだまだ少ない状況です。松本市では約50ヵ所の保育園に対して看護師を配置している保育園は、非常勤勤務での配置が1ヵ所、常勤での配置が6ヶ所となっています。

長野市では常勤看護師の配置が5ヶ所となっています。駒ヶ根市には保育園が10ヵ所あり、看護師配置は1ヵ所となっています。このように地域間での差はありますが、看護師の配置は1割から2割程度となっています。

長野県の幼稚園の看護師求人

厚生労働省管轄の保育園は保育を目的としていますが、文部科学省管轄の幼稚園では、幼児の心身の発達を助長することとされています。対象年齢も3歳以上と受け入れ年齢が0歳児からの保育園と違い高くなっており、看護師の配置も特に定めれれていません。

そのため、長野県内の幼稚園で、看護師を配置しているケースはあまりないのが現状です。長野県内の平成22年度での幼稚園数は104ヵ所となっています。幼稚園の定員17,768人に対し、園児数は12,150人で、少子高齢化の影響で定員割れの幼稚園も多くなっています。

幼稚園の経営も厳しく、看護師配置についても各幼稚園の判断によります。このような現況から今後も保育園に比べて看護師求人の需要が少ないといえます。

長野県の託児所の看護師求人

一時預かりを行っている託児施設や保育施設などの認可外保育施設では、3歳児未満の保育や延長保育、24時間保育の受け皿となっています。定員6人以上の施設につき届出が義務づけられ、行政機関の検査・指導も行われています。

長野県内にも複数の認可外保育施設がありますが、常時勤務しているのは有資格・無資格者の保育従事者のみのケースも多く看護師を配置している託児所はほとんどないのが現状です。

長野県の病児保育の看護師求人

平成12年、保育所保育指針により病児保育が正式に義務づけられました。病児保育は体調に不安がある子どもを預かるため、最低限の人員確保や看護師等の適切な保育とケアが求められます。

長野県内には佐久市の浅間総合病院内の病児保育施設をはじめ、上田市、小諸市、東御市、松本市、長野市、中野市など約15ヵ所に施設があります。今後も病児保育の必要性は高まる傾向とみられ病児保育での看護師の役割は大きいといえます。

市区町村での違い

2008年に私立保育園に対して、5年間をかけて看護師の配置が義務付けられましたが、まだまだ配置されている保育園が少ないのが現状です。

公立保育園に関しては、看護師配置を促すとなっており、対応は各自治体へ任されています。公立保育園への看護師配置は自治体にとっては負担となっているケースも多く、公立保育園の民間委託なども進んでいます。

また、看護師配置は長野県の各市町村でも対応が違ってきます。しかし、働く母親が安心して子供を預けることができるよう子育て支援に力をいれている自治体も多くなっています。

幼稚園や保育園等で、就学前の子供に、教育・保育を提供する認定こども園や待機児童問題などは子育て支援として取り組みが行われていますが、保育園、幼稚園などの看護師配置は、各市町村でもなかなか進まないのが現状となっているようです。

しかし、長野県でも保育園数の多い松本市や長野市、上田市、飯田市などでは比較的看護師求人もみつけやすいといえます。