宮城県で探すツアーナースの求人

宮城県は2011年の東日本大震災の影響を受けたこともあり、震災以降は観光客数が少なくなっています。そのためツアーナースの求人も他の都道府県に比べると少ない状況にありますが、観光客数は徐々に戻りつつありツアーナースの求人も今後は増えていくことが予想されます。

また、現時点では日帰りで訪れる観光客が多くなっているので、県内在住の人や近隣の県からの観光客を対象とする日帰りツアーなどに注目してみるのも良いでしょう。

さらに、復興支援として誘客キャラバンや復興ツーリズムといった取り組みも行われ、このような取り組みを利用して観光に訪れる団体が増えてきていることもあり、県内では修学旅行よりも一般団体のツアーに添乗する求人の方が多い傾向にあります。

宮城県の場合は、2日から3程度の比較的短期間のものが多く、添乗する看護師にとっては無理なく働きやすかったり、都合をつけやすいと人気があります。

宮城県内の旅行添乗でおすすめの観光地

宮城県は自然や景観を楽しむ観光スポットが多いのが特徴で、このような観光スポットを回る場合には添乗する看護師も旅行を楽しみながら仕事を行うことができます。中でも宮城郡松島町にある松島は日本三景の1つでもあり、多くの歴史が残る場所でもあります。そのため、松島は景観を楽しみたい人にも歴史を楽しみたい人にもおすすめの観光スポットです。

また、石巻市にある日和山公園も景観を楽しむには最適なスポットです。春には桜、夏にはツツジ、秋には紅葉、冬には雪景色と、どの季節でも楽しめ静かな雰囲気も人気です。

その他には、大崎市にある鳴子峡、気仙沼市にある大理石海岸、柴田郡川崎町にある国営みちのく杜の湖畔公園なども景観を楽しめます。

歴史を楽しむのであれば、松島もさることながら仙台市にある仙台城址(青葉城址)も観光には欠かせないスポットです。ここには有名な伊達政宗像があり、アクセスも良好な場所にあるので1年を通して多くの観光客が訪れていて、伊達政宗について深く知りたいのであれば松島を訪れた際にみちのく伊達政宗歴史館に立ち寄るのもおすすめです。

宮城県への修学旅行・団体旅行のモデルケース

温泉と景観を楽しむ団体旅行のモデルケースをご紹介します。

団体旅行のモデルケース

  • 1日目
  • 松島観光のみで、鳴子温泉に宿泊します。

  • 2日目
  • 鳴子峡と山寺の観光です。鳴子峡では観光の他に最上川下り体験を行い、昼食後は山寺へ向かいます。山寺でも各自自由行動。観光後は1日目と同じホテルに移動し、宿泊します。

  • 3日目
  • 最終日は解散場所である東京駅へ戻るのみの日程です。

宮城県の団体旅行ツアーナースの仕事内容

日程は2泊3日で、同行する看護師は出発から解散まで一緒に行動します。団体旅行の場合は集合場所でナースも集合となることが多く、このケースでは東京駅で集合し新幹線で移動します。新幹線に乗車したら、体調確認とアレルギーや日頃から服用している薬などがあるかといったことを確認します。新幹線での移動は1時間半程度ですが、乗り物酔いになりやすい人もいるのでその点も確認が必要です。

宮城県に到着後は、最初に松島の観光です。基本的に観光スポットでは自由に行動するスタイルで、ツアーナースは集合場所で待機します。自由行動の多いツアーの場合、同行するナースはバスや集合場所などで待機するケースが多いですが、怪我や体調不良者が出た際に備えて準備したり夏場は水分補給を呼びかけたりしておくことも仕事の1つです。

2日目の川下りの際はナースも一緒に同行するので、観光気分を味わうことができます。川下りの後は昼食をとりますが、食事の後は薬を飲んだかどうかの確認をし、休憩時間や移動時間などには体調確認などを行うなど積極的にコミュニケーションを取るのもツアーナースの重要な仕事です。

最終日は旅の疲れが出る人もいるので、ツアーナースとしては解散するまで注意深く観察する必要があります。