近畿大学の保健管理センターでは、職員・学生を対象とした、医師や看護師による健康相談・応急処置・定期健康診断および健康診断書の発行などが行われています。

ノロウィルスやインフルエンザなどが流行する際には、感染症予防・対策など、健康に関する情報をサイト上で発信したりと、保健活動は多岐に渡ります。

また、おもに学生を対象として、個人の悩みや友人関係の悩み、家族の問題などに関する、カウンセリングにも対応をしています。

保健管理センターには看護師が常駐しているほか、月・火・木・金は、内科医による診療も行われています。保健管理センターは、近畿大学キャンパス内にある、11月ホール3Fに設置されています。

第一診察室ではおもに体調不良などの内科的診察が、第二診察室ではケガなどの応急処置が行われています。また近畿大学には保健管理センターのほか、生物理工学部に保健管理室、農学部に医務室などが設けられており、こういった場所でも看護師に需要があります。

近畿大学の保健管理センターの看護師募集実績

看護師募集実績としては、平成23年7月7日(木)応募締切で、嘱託職員として看護師1名の募集が行われています。

勤務地は生物理工学部保健管理室で、雇用期間は平成23年8月1日から平成24年3月31日まで、原則年度末に1年ごとの更新が必要といった条件となっています。

応募資格として看護師としての勤務経験があげられていますが、保健師または第二種衛生管理者の資格があることが、望ましいとされています。

看護師・保健師の求人募集は、それほど頻繁に行われてはいませんが、保健管理センターや保健管理室、医務室などを含めて、年に1回程度は募集が行われているようです。

欠員が出た際にのみ求人募集が出されるため、まったく出ない年もありますが、欠員状況によっては、複数回出されることもあります。

近畿大学の保健管理センターに採用されるには

近畿大学の保健管理センターの看護師求人では、それほどハードルの高い採用条件は提示されてはいませんが、看護師免許のほか、保健師の資格もあると、採用には有利となる傾向があります。

応募資格として看護師としての勤務経験が求められていますが、具体的な勤務年数や勤務場所に関する記述はないため、病院以外の場所でしか勤務経験のない人であっても、看護経験があれば応募は可能です。

ただし業務内容には、教職員や学生の健康管理のほか、一般事務や雑務も含まれているため、基本的なパソコン操作(ワード・エクセル・メール)や電話応対など、社会人としての最低限のスキルは必要となるでしょう。

また大学には外国人教員や留学生が多数在籍しているため、勤務地によっては、英会話能力が求められることもあります。

大学保健室の求人では、看護師および保健師の資格を持った人が求められるというのが一般的となっていることから、看護師資格だけでも応募可能な求人募集では、応募者が殺到するといった恐れがあります。

そのため採用されるためには、豊かな人間性や、コミュニケーション能力なども、ポイントとなって来るでしょう。

近畿大学の基本データ

近畿大学は、大正14年創立の大阪専門学校、および昭和18年創立の大阪理工科大学を母体として、昭和24年に設立された私立大学となります。

実学教育と人格の陶冶の精神に基づき、人に愛される人・信頼される人・尊敬される人を育てることが、教育目的として掲げられています。

本部は大阪府東大阪市小若江3-4-1の東大阪キャンパスに設置されており、他に大阪狭山キャンパス・奈良キャンパス・和歌山キャンパス・広島キャンパス・福岡キャンパスといった、計6つのキャンパスが設けられています。

教職員数計9,806人、学生数計31,099人が在籍しています。法学部・経済学部・経営学部・理工学部・建築学部・薬学部・文芸学部・総合社会学部・農学部・医学部・生物理工学部・工学部・産業理工学部といった、13の学部が設置されています。